今マジ超きもちわるい。
珈琲は覿面だ。特に空腹時は。
昔は度数の高い酒、煙草、珈琲の3点がセットになると胃に穴が開いた。
ストレートで酒を飲むのを辞めてオメプラゾール治ったが、数年して煙草と珈琲だけでも再発するようになった。
煙草を断ってファモチジン飲んだら治ったが、最近は珈琲だけでもあかんらしい。
胃壁も老化するのかね。
最初に潰瘍発覚したときに3剤療法でピロリたんを殲滅しておけばよかった。

で、昨日の続き。

11/3当日。
神の見えざる手によって9時に会場にならぶ運命(さだめ)になったはずであったが。
新横浜駅でちょろっと迷ったり、川崎でちょろっと迷ったりしているうちに9:10頃に会場周辺に到着。すでに結構人が並んでいた。
戦場に赴くときは自宅を出る前に朝飯を食べない主義なので(だって丁度昼頃にイベント会場で佳境に入るじゃん。腹の虫を鳴らしながら本を買いあさるのは興ざめなので、イベント時の朝飯は遅めに食べるのが基本ストラテジー)、列に並んでいるときに朝ごはんをたべようと、会場近くのマクドにピットイン。
そこで気づく。

 財布の中、万札しかないやん!

ここのところめっきりイベントから遠ざかっていたからか、基本的なミステイクを犯してしまった。
とりあえずマクドで1枚万札を崩し、さらに近くのファミマでガム買って万札を崩したが、得られたのは千円札8枚と五千円札2枚と五百円、百円玉。
千円札が足りるのか不安になった。
過去のイベントでは千円札50枚が3時間でなくなるとかは日常茶飯事だったので不安を抱えつつ戦列に並び最後尾札を受け取った。
しかし、その最後尾札も私の手の中で1分とどまることなく、次へ受け渡されていった。延びる延びる、どんどん列が延びていく。
サラダマリネマフィンを胃の中に瞬殺し、列の周辺を見渡す。
たまたまの巡り会わせか、前に並んでいる人は男性が多かった。
2chイベ板のスレでは9割女性と言われていたが、自分が並んでいる周辺に関してはそんなこともなかった。
そしてひたすら待つ。開場は11:30、あと2時間以上もある。
待機列時間つぶし用に持参した本と2chイベ板をちゃんぽんで見つつ、ひたすら待つ。
10時過ぎぐらいだったかな。列前方からカタログ販売手押し車がやってきた。
「200冊」と表示された未開封の箱がその時点では2箱以上は積まれていたように記憶している。
購入したカタログを開く。配置図で昨夜チェックしたサークルのSP場所を確認する。配置図に丸をつける。
気になるサークルは○、ここの新刊は絶対に買うぞと決めたサークルは◎。
その時点で列の後方を振り返った。すでに最後尾札ははるか彼方にあった。

 今日は、激戦になるな。

心地よい戦慄を覚えた。
早速、財布の中の五百円玉数枚を右のポケットに、百円玉十数枚を左のポケットに移し変える。
過去にも狭い会場でおしくらまんじゅうをした経験があるが、本当に混雑した会場だと財布をカバンから取り出している余裕がない。最初の数冊は財布を出さずに買えるように硬貨をポケットに忍ばせるのは悪くない手である。

ポケットに弾丸を装填した後、列の前方に目を向け、自分の立ち位置を確認する。
先頭から100~200人の間ぐらいのポジションである。昨夜のイベ板でのサークル側と思われるレスから想像するに、絶対に全員にいきわたるほどの本はない。この時点で開場即完売の最悪の構図が浮かんだ。
配置図に目を落とす。

 入り口がここ、◎の位置がここ、○はあちこちに点在。
 カタログのサークルカットの絵柄と支部のブクマ数から考えて、
 おそらく血栓はこことこことこのあたりにできるだろう。
 確実に◎の新刊をゲットし、また可能な限り多くの○の本もゲットするためには
 どのような進路をとるべきか・・・

灰色の駄脳をフル回転させる。

 ・・・よし。これがもっと効率的な順路だ。

進軍予想路が決定した。
ただ、過去の経験上、この時点でわかってもいた。
こんな予想はほとんど役に立たない。
これだけ人があふれるイベントである。開場後、一方通行などの通行規制がかかる可能性は高いし、スタッフの列形成の仕方で血栓の位置などいかようにもかわる。
戦争は水物なのだ。
つまるところ、開場までの暇つぶしである。
何分かあれこれ進路のシミュレーションで楽しく時間をつぶした。

11:30の少し前に列が動き出した。
あからさまにバックヤード的な裏階段に誘導されて、そこでまた、しばらく列が止まる。そして開場の時間。パラパラと拍手の音とともに列が再び動き出した。

入場。既に人があふれ切っている。予想通り入り口に近い通路では一方通行規制が敷かれていた。流れに乗って◎サークルに直行。本命は一番最初にかうべきだ。
◎サークルの本は予想以上に分厚く、喜びが禁じえない。とりあえずこれだけ買えれば新幹線代は惜しくない。
しかし、その後は選択を間違えた。○サークルの本を何冊かは買えたが、購入予定だったサークルが長蛇の列となっていた。
なお、会場内には列を形成するスペースがないため、列はコスプレ会場として予定されていたベランダに形成されていた。

 どうする? 
 ここで列に並んでいたら、他の○サークルや未チェックサークルの本を買い逃す可能性がある。
 だが、ここで並ばなかったら、会場を一周している間にこのサークルの本は確実に完売する。
 どの選択が最良の未来へつながるのか?

で、まぁ、結局列に並んだ。
迷っている時間も惜しい。戦場では一瞬の躊躇が「目の前で完売」の悲劇を生むのだ。
しかし、この選択は不幸なことに最良の未来につながらなかった。
延々列にならび、後一人となったところで「完売しました!」
まぁ、よくあることである。
なんとなく半笑いになったまま、再び混沌の支配する会場に戻った。
既にあちこちで完売となっている。また、オフセットとコピー本を発行していたサークルでは、数が少ないコピー本はそうそうに売り切れ、オフセット本も残り少なになっていた。
そのまま会場を1週し、買える本は根こそぎ買った。
グッズやゲームの類は個人的嗜好の射程距離外なので購入は見送った。
(公式そっくりのロゴとかもあったが、版権的にやばそうだったし)

12時頃に会場を出た。
結局、マクドとファミマで崩した千円札にはまったく手をつけなくてもことが足りた。
よく考えたら、過去のジャンルのイベントで散在したのは、既にジャンルが成熟している時期に買い専参入したためであった。1つのサークルにつき500円~700円の新刊1~2冊に既刊複数冊&1000~1500円の再録本、アンソロを大人買い×それを複数サークルで繰り返せばあっという間に財布が空になるが、車台についてはこれがジャンルの初イベントとなる。当然既刊というものは存在しない。イベントの準備期間もほとんどなかったと聞いている。1サークルで1冊、多くて2冊という状況で、且つ完売の嵐。
結果的にそれほど金を使う余地はなかった。
戦果はオフ本9冊、コピー本5冊。「列に並んで結局目の前で完売」のロスタイムがなければもうちょっとコピー本も買えたかなと思うが、概ね満足。
なお、◎サークルの厚めの本は期待以上であった。
2回目のオンリーで続編を出す予定があるとのことなので、2回目について一般参加を検討中。
車台のゲームの方は・・・
アクション、やれるかどうかまったくわからんけど、PS3と一緒に買ってしまうような気がする。

なお、会場の混み具合については、一番酷い時でミケでの飛翔系ジャンルの島中列ぐらいの混み具合だったかな。
過去、ミケで突然ブレイクしたジャンルの通路をうっかり横切ってえらい目にあったことがあるが(あれは確か鋼だったか)、あの中央線通勤時間帯の同レベルかそれ以上の生ける肉塊状態ほどは酷くなかった。

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