庭師KING

今日は枯れ果てた緑のカーテンを撤収し、ランナーを周辺の鉢に傍若無人に飛ばしまくっている苺苗を整理し、バジル鉢No.6とレモンバームを撤収した。
予定ノルマのチューリップ植え付けまでは辿りつけなかった。
チューリップ工場建設予定地の10号深鉢には、まだバジルとストロベリーフィールドが現役バリバリでがんばっているので手がつけられなかった。
緑のカーテンの方は、ルコウ草の種ばかりむやみやたらと取れまくって、ヘブンリーブルーとスカーレットオハラの種がまだ成熟してなくって取れない。しかたがないので外したカーテンを柵に掛けて乾燥中。

苺鉢を掘り返していたら、３匹ほどカナブンの幼虫とこんにちわした。
最初の１匹目については、作業終了したらゆっくりこの世からログアウトしてもらおうかと思ってちょっと地面に転がしておいたのだが、数秒目を離したうちに逃げられてしまった。土中生活の芋虫の癖に逃げ足めちゃ早い。
残りの２匹については、
「なによう、気持ちよく寝てんのに起こさないでよう」
みたいにもぞもぞしていた。
　ログアウトさせんぞｺﾞﾗｧ
とも思ったが、よく考えたらこの鉢、春になるまで遣う予定なかった。そのまま土を被せて埋め戻した。一冬の間、鉢に残った細根や枯葉を食って土壌団粒化に励んでもらうことにしよう。

しかし、今年はあんまり気合手を掛けなかったせいか、かなり収拾がつかないことになっている。春先に分球しまくったアマリリスを５つに株分けしたら、また分球しやがった。後で調べたら、アマリリスは広めの鉢に植えるとすぐ分球しちゃうらしい。分球させずに花を咲かせるには、狭めの鉢で拘束プレイするしかないという。分球すれば自然に鉢が狭狭になって拘束プレイになるだろうし、来年は株わけせずにこのままで行こうと思う。
またベランダーになって数年ともなると、去年、もしくは一昨年に導入した一年草のこぼれ種が思わぬところから生えてくる。
植えてないのに、気づいたらローズマリーの鉢から青系のビオラがこんにちわしていた。ノースポールもそこここからひょこひょこ顔を出している。
レモンバームにいたっては、３年以上前にたった一株買って以降、一度も買ってないのに、気がついたらどんどん増殖して侵食している。
意図して植えていないところで、勝手に増殖して繁栄を極めている。
そんな生命の無秩序を気分次第で愛でたり、粛清のスコップを振るったり、好き勝手に別の鉢に移してみたり。
庭師は己の庭では神になる。
全知全能でもなく、愛しんだモノらが時に思うままにならず勝手に好き勝手しだすところまでも、そのまんま。

上記の話とはまったく関係ないが、平沢の庭師KINGは名曲である。


今日のステッパー記録
520kcal（午後160kcal、夕方180kcal、夜180kcal）
回転寿司４皿ちょっとぐらいのカロリー
BGM
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7518470　を×4回×3回

こんな季節だけど、花火曲にはまってしまった。
ピノキオPの曲はツボな曲が多い。