筒が無き屋

高齢毒女会は、チョイスした店がイマイチだった以外はつつがなく和やかに終了した。
さすがに４人もいると、自分はしゃべらないでﾆｺﾆｺしてて稀に引っ掻き回すだけで場が持つので楽でいい。
今日の店は飲み放題を標榜しておきながらお代わりを持ってくるﾍﾟｰｽが非常に遅い。グラス交換で１杯空にしてからでないと次のを頼めないので、4名中2名の酒豪が「手元に酒がな～い」とﾏﾀﾞｰﾁﾝﾁﾝ状態。料理はコースだったのだが、味は悪くないが量が圧倒的に少ない。サラダはマジで1.5人分ぐらいの量しかなく、4人でｼｪｱしたら水菜数本ぐらいしか当たらない。〆のリゾットも、まぁ飲みの〆はだいたい量は控えめだが、これも多く見てもせいぜい2人分ぐらいの量。これを4人でｼｪｱしたら2～3口で終了の分量。
「物足りないわねー、ラーメンでも食べに行く？」という話になったが、たまたま甘い酒を頼んでしまったせいか私は結構腹だけはそれなりに膨れたし、明日仕事だし明後日も仕事だし早く帰りたかったのでそこで抜けた。

家に帰って、カクテル分だけでも消費するかとステッパー踏もうかと思ったが、家族がすでに寝る体制に入っていたので騒音的問題のため断念。ﾁﾝｻﾞﾉﾛｯｿは初めて飲んだが、去痰剤ｼﾛｯﾌﾟみたいな薬臭い味。この手の味は結構好きだ。しかしｵﾚﾝｼﾞ系のｶｸﾃﾙは重い。甘い酒はそんなに好きじゃないのに、飲み放題でカクテルの種類が結構あると、貧乏性なのでついつい頼んでしまうが、いつも頼んだ後に「ウイスキー水割りかロックにしておけばよかった」と後悔する。ジュースはジュース、酒は酒で楽しみたいものである。