2/5-7に札幌に行った件
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1週間前の話なので鮮度的にアレではあるが、備忘録なので今後冬季に札幌訪問する際の参考情報的な意味合いで、札幌行についてまとめてみることにする。

新千歳に着いたのは昼前であった。そこからJRのなんとかライナーで札幌へ向かったわけだが、列車の座席シートのポケットに入っていた北海道観光案内のパンフレットに混じって置かれたJRの広報誌の文にまず感じ入った。
文章詳細までは覚えていないが、寒冷地の列車運行に関する苦労話的コラムの中に、こんな内容があった。
「列車の車体下部に着いた氷雪の塊が走行中に落下し、線路の石を跳ね上げて列車の窓を割る事故が相次いだので、〇〇〇(改善策。車体の下にヒーターを入れるとか、氷が付きにくい構造にするとか、列車の窓にポリカーボネートシートを張って窓を割れにくくするとか、そんな内容。あんなり覚えてない)を施し、事故の件数が減った」
「列車のドアが凍結し、駅についてもドアが開かないなどのトラブルが起きていたが、ドアの構造を〇〇〇(詳細忘れ)に変更することで、トラブルの件数が減った」
等の記載があった。カイゼン、まことに結構な話であるが、そのような策を講じても、「事故、ないしトラブルが無くなった」ではなく、「件数が減った」という記載に、試される大地の恐ろしさを垣間見た感があった。
実際、札幌駅に降りた際に車体を覗き込んでみたが、車体の下の方に雪がびっしりとこびり付いていた。

札幌駅に着いて丁度昼頃。取ったホテルが駅前であったがまだチェックインの時間には早い。荷物だけ預かってもらって街に出た。初日の昼飯はスープカレーと決めていたので、スープカレー関係のランキングで上位の北大近辺のスープカレー屋(カレー食堂 心)へ向かうべく、地下鉄南北線へ。
地下鉄を出てすぐの風景が1枚目の画像である。
当日は雪は降っていなかった。大通りに面した歩道は写真のように除雪されていた。
ちなみに札幌行の装備は下記。
<頭部>
・フリース帽子:ユニクロ
<首部>
・ウール大判マフラー:おかんに借りた
<上半身>

・Tシャツ(生地厚めのしっかりしたやつ):通販
・ハイネックのインナー(ヒートテックよりもうちょい分厚め):ユニクロかしまむら
・フリースのタートルネック:ユニクロ
・コーデュロイのシャツ:ユニクロ
・ダウンのロングコート:おかんに借りた

<下半身>
・ハイソックス:靴下屋
・起毛のあったかズボン下:ヨシズヤ
・生地が厚めのスラックス:購入先不明
<脚部>
・ハーフブーツ(ヒール無し、底がラバーでギザってるやつ):ヨシズヤの靴屋

帽子は耳対策に重要である。帽子、もしくは耳あては必須と感じた。また、今回の札幌行は、基本的に外を出歩く際はずっと歩きづめに動き回っていたので靴の中はハイソックス1枚で不都合を感じなかったが、外に立ち尽くすようなシチュエーションがある場合は、もう1枚分厚い靴下を重ね履きする必要があるのではないかと、後日の別件(2/11の東京)で感じた。

で、話は戻るが、大通り沿いの歩道は除雪されているが、一歩中に入った道では、2枚目の画像のように歩道がとんでもないことになっていた箇所もあった。
私は寒冷地出張や過去の寒冷地出向の経験上、暖地人間の割には比較的普通の靴で雪道を支障なく歩くすべを心得ていると思うのだが、そうでない人間は道内のコンビニ等で1000円未満(たしか500~800円ぐらいだったような記憶が)で売っている滑り止めを靴に装着した方がよいのではないかと思う。
また、雪道経験がある人間でも、アイスバーン状になった道で、かつ、下り坂となっている場合は転ぶ覚悟を決めて歩かねばならない。いついかなる体勢で転んでも、頭からズコーといかずに尻餅をつけるよう慎重に歩行し、スープカレー屋へ向かったのであった。

札幌は新しい街なので、住所が非常にわかりやすい。
ちなみに、行ったスープカレー屋の住所は北15条西4丁目であるが、南北と東西にナンバリングされた区画がそのまま番地になっており、また大きな交差点には必ず住所表示がされているので、市内中心部であれば住所を持っていけばおおむね迷うことはない、はずである。
しかし、最初は少々迷った。でも1日目は特に予定もなかったので適当に周辺を彷徨ったあげくに店舗を無事発見。スタンダードな骨付きチキンのスープカレーをオーダー。3枚目の画像である。
トマトベースでまろやかな味であった。個人的好みでいえば、もうちょっと塩っけがあってもいいかなと思うが、まぁ、これはこれで悪くない味である。辛さやライスの量は調整可能。
もうちょっと野菜をがっつり食べたかった。野菜系のトッピングを追加するか、もしくは野菜カレーに骨付きチキンをトッピングすればよかったのかもしれない。
食べ終わって体ポカポカ状態になって外に出る。暇なので、近くの北海道大学構内に侵入。北大の鈴木教授がカップリング反応でノーベル賞を受賞した関係で、あちこちの校舎に「祝 鈴木先生 ノーベル賞受賞」的垂れ幕を見かけた。
ぶらぶらと構内を1時間ほどぶらついた後、入場無料で博物館が公開されていたので入ってみた。鉱物系に興味があるので、有珠山噴火関係の展示に見入る。また、ちみっと民俗学的な方面にも興味がないこともないので、2Fの先住民族の生活に関する展示を興味深く閲覧。
遺跡から出土する骨の病痕から当時の生活環境を解明する説明が面白かった。
背骨だか腰骨だかの磨滅状態が、橇などで硬い雪道を長年滑走する生活を続けた場合に生じる病態と一致したとか、骨からそんなことがわかるのは面白い。
また、道東かどこかの遺跡から出土した大腿骨かなにかが展示されていたが、あちこちに矢傷と思われる痕跡があり、また研究によって「生前、バスッと1、2発、撃たれて、しばらく生きていて治療した痕跡があるが、その後に矢ふすま状態でブスブスに撃ちこまれてお亡くなりになった」と思われる男性の遺骨を拝見。
いにしえのアイヌの村で、どんなシチュエーションでそんな惨劇に至ったのかを考えると、なかなかドラマチックである。
博物館で閉館間近までふらついた後、ノベルティショップで北大のロゴ入りサーモマグを個人的記念品に購入して、そのまま徒歩で北大から札幌駅前のホテルに向かった。

ホテルにチェックイン。ホテル側の都合で、予定していたスタンダードシングルが埋まっていたため、1ランク上のPC付きの部屋になった。ラッキー
ホテルでしばらくまったりした後、夕飯を取るべくすすきのへ出撃する。その2へ

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