画像の左側の小さい方が米粉版、右側のが小麦粉版
＜レシピ＞
粉 100ｇ
ベーキングパウダー 小さじ1
塩 ひとつまみ
砂糖 小さじ2
ヨーグルト（プレーン） 60ｇ
牛乳 20ｇ
＜手順＞
計量し、上２つの粉ものを混ぜる。泡だて器とか面倒なものは使わない。計量が終わった計量スプーンで適当にぐるぐるする。こっちが粉部。
下４つを別容器で混合。塩と砂糖が溶けてじゃりじゃり感が無くなるまで混合。こっちが液部。
オーブンが180℃に予熱終了した時点で、粉部と液部を、スプーンで適当にざくざく混ぜる。緩い。明らかにダマがまだ混ざっているような気がする。
でもソーダブレッドは捏ねると駄目らしいので、べちゃべちゃで側面は濡れてない粉が混じっているような状態で、二つに分割してクッキングシートon天板に投下。包丁で切れ目（製パン用語的にはクープ？）を入れようと思ったが、べっちゃべちゃで切れ目とか入らん。
そのままオーブンで180℃・35分間焼いた。
味：外側はカッチカチ。言葉を変えていえば、サクサク。中は割と普通の食パンっぽいテクスチャー。見ての通りふくらみが悪いので、中のふわふわ部分はあまりないが。
砂糖小さじ１杯だと少ないような気がしたので２杯にしたが、ちょっと甘かった。でもこれぐらいでも悪くはない。１杯半ぐらいが好みかもしれん。
ヨーグルトは正直、いらんかったかな。酸っぱい。これはこれでアリだと思うが、ヨーグルトの酸味を生かすなら、全粒粉とかそっちの方面の粉を使った方がいいように思う。
本来のソーダパン（アイリッシュソーダパン）は、ベーキングパウダーではなく重曹を使い、バターミルクを使う。重曹は水に溶かしても発泡しない。加熱して初めて発泡する。もしくは酸を入れても発泡する。
かなり前に仕事で高濃度炭酸水素ナトリウム水を調製したことがあるが、ｐH調整しようと塩酸入れたら泡がぷくぷく出ていたことを思い出す。
バターミルクは、その酸で重曹の発泡を助け、かつ溶解した炭酸水素ナトリウムから加熱によってCO2が抜けた後に残るアルカリを中和する。
バターミルクの入手が難しい日本では、ヨーグルトやレモン汁等でバターミルクの代りの酸を補うようだが、重曹と異なり、BPには助剤として酸粉末が入っている。よって発泡のスターター及び中和は必要ない。BPのみでソーダパンを作る場合はヨーグルトは不要。入れるのであれば、酸味のあるパンが食べたい場合の風味づけ的意味合いしかない。
今回、米粉パンを作ったのは、小麦と卵にアレルギーをもつ甥っ子が遊びに来たときにパンでも焼いてやろうかと思ったのでその試作である。
米粉の方が若干ふくらみがよくないが、小麦版もふくらみの点では似たようなものだった。水分が多すぎたのか、BPが古くて発泡機能が落ちていたのかもしれない。
子供向けにはヨーグルトは不要かな。子供向けなら砂糖は小さじ2でも問題ない。
味は、私は小麦版の方が好きだ。焼いた場合の香ばしさの点で、やはり小麦粉は米粉に勝っている。米粉版はどうもカルカンのような感じがいなめない。だがオカンには米粉版の方が好評だった。単に好みの問題なのかもしれない。
粉100ｇバッチで２個できて、小麦粉版と米粉版を１個ずつ食べたので、朝食カロリー的には
＜１個分＞
粉 50ｇ 184kcal
ヨーグルト（脂肪分ゼロ） 30g 12kcal
牛乳（低脂肪） 10g 5kcal
砂糖 小さじ1 12kcal
・・・213kcal
なので、420kcal食べたわけか。
実際には、ねちょねちょの生地を成型時にゴムべらなど使わなかったので、手指や容器に生地が残って何％かロスしているのと、一部は試食用にオカンに供出したので400kcal弱程度だと思う。
朝食としてはちょっと重いな。
ステッパー踏むか。
今日のステッパー記録
100kcal/30分（ソーダブレッド1/2個分ぐらい）
BGM（割と最近のぼからんから）
http://www.nicovideo.jp/watch/sm13344892
http://www.nicovideo.jp/watch/sm11963748
http://www.nicovideo.jp/watch/sm13501015
http://www.nicovideo.jp/watch/sm13488193
http://www.nicovideo.jp/watch/sm13509161
http://www.nicovideo.jp/watch/sm13471002
http://www.nicovideo.jp/watch/sm13479021
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