あのプロジェクトは、最初からヤバイ臭いしかしなかった。
立ち上がりの経緯からしてキナ臭かったし、スケジュールについても実務部隊が後から聞かされて開いた口がふさがらないような無茶振りだった。言いたいことは山ほどあったが、ヤレと言われればヤざるをえないのがリーマンのさが。四苦八苦して関係者拝み倒して「こんなスケジュールでできるか阿呆」と罵倒されて歯軋りしながら泣きついて妥協してもらって、なんとか段取りはつけた。4月中旬には来るはずだった原料がずれ込んで日程変更に次ぐ日程変更でまた嫌味も言われたが、とにもかくにも締切にはデータアップが間に合う予定で進行しているはずだった。
そこに今週入った一報。試験を委託していた外注先、破産。試験中断、データはパー。
来月のデータアップ〆は魂を質に入れてでも達成しなければならないミッションだったわけだが、私の魂なんぞ質草になるはずもなかった。
今、泥沼の中で対応策を模索中。なんとか…なるのか? もう白旗上げたい。許されるのであれば。
そんなこんなでかなりブルーな週末。とりあえず週末は動きようがないので金曜日の夜までにお願いメールを飛ばしまくって今日は出勤しなかった。
まぁ、今日は人間ドックもあったので。
人間ドックは初めてだったが、潜血便検査、マンモグラフィ、胃X線(バリウム)、子宮頸がん細胞診以外は過去に経験がある検査ばかりだった。マンモグラフィは痛いらしいと聞いていたが、ちょっとキツめの圧迫感程度だった。まぁ、幸い押しつぶす肉量が少ないからなぁ。潜血便検査は当日までが色々苦労だった。バリウムは、まぁ飲むときは美味いものではないが喉が拒絶するレベルの不味さではなかった。今までスクラルファートや水酸化アルミニウムゲル系を飲んだ経験がある胃潰瘍もちなら全然楽勝なレベル。バリウムでつらいのは、終わった後である。バリウムを早く出さないと色々やっかいなことになるので、とにかく水分を取りまくって下剤も飲むのだが、やたら腹がゴロゴロするばかりでなかなか白う●こが出ない。12時間ぐらい経った今、ようやくってところ。とりあえず一安心か。
子宮頸がん細胞診は、うん、まぁ、アレである。内臓を針先でつんつんされる感触というのは非常に微妙である。とりあえず人生で1度やれば十分なレベル。
色々検査をやったが、開始が朝の8時と早かったせいもあって昼前には終わった。
本屋で昨日発売の書籍を購入して帰宅。
丁度正午であった。道路に陽炎が揺らめく酷暑の炎天下。朝たっぷり水をやったプランターが既にカラカラで葉っぱが萎れかけていた。夏の昼間に水をやるのはあまりよくないのだが(乾いた鉢は非常に熱くなっているので、水をやると鉢内で熱湯になって根を痛める)、さすがにこれはレスキューが必要な状況。水をたっぷりかけまくった。
西洋朝顔のツルがプラスチックの支柱の天辺まで上り詰めてしまっているので、網を早急に設置しなければならないのだが、さすがに今日みたいな炎天下の昼下がりにやる仕事ではない。汗だく眩暈で脚立踏み外しでもしたらガチで危険なので。
というわけで、そっちの仕事は明日の早朝に回すとして、かなり伸びてきたバジル(画像1)を剪定もかねて収穫することにした。
収穫したバジルで今年度最初のジェノベーゼ作製。2011年度のファーストバッチなので、自分的にはスタンダードなレシピにしてみた。アンチョビ入りが激しく好きなのだが、とりあえずアンチョビは次回にする。
<ジェノベーゼ2011年度ファーストバッチレシピ>
バジル葉 45g
カシューナッツ 45g
ペコリーノロマーノ45g
オリーブオイル 45g
にんにく 中2かけ
塩、胡椒 適量
去年までは画像1並みのバジル鉢が4~5鉢あったので1回の収穫量が多く、バジル葉だけで200gとかいう量だった。また全部の材料を一括してフープロで混ぜていたこともあり、混ざり切るまでにフープロがかなり発熱するぐらい長期間混ぜざるをえず、出来上がったジェノベーゼが酸化して黒ずんでいた。
今年は1回の処理量を減らし、且つ、粉砕手順を変えてみた。
まずニンニク(芽抜き済み)、カシューナッツとオリーブオイル(20g)を粉砕ペースト化した後、バジル葉と残りのオリーブオイル(25g)を入れて粉砕練合、最後にペコリーノ、塩、胡椒を入れてさっくり混ぜて仕上げた。
この製法改善が功を奏したのか、今までで一番緑色が鮮やかなジェノベーゼができた(画像2)。
なお、オリーブオイルが少なすぎるレシピなので、ソースというより、ペースト。というより更にディップ的なもっさりした仕上がりである。このため、瓶詰の際もスプーンでペタペタ均しながら入れていかないと、もっさりゆえに気泡が入って酸化の恐れがある。
ちっちゃいジャムの空き瓶にいっぱい詰めて、残りは早速パスタで食べた(画像3)。アンチョビがあった方が旨いが、これはこれでさっぱりして美味しい。
カシューナッツのところは、本当は炒った松の実がよかったのだが、入手できなかった。去年あたりから入手が難しくなった。中国で不作だったと聞いたが、今年も不作が継続中なんだろうか。松枯れ病か大気汚染の関係なんだろうか。
でもネット通販なら買おうと思えば十分買えはするようだ。高いけど。
炒り松の実の方が香ばしいが、カシューナッツの甘さも好きなので、近場で松の実が買えないならカシューナッツで十分であると思う。
立ち上がりの経緯からしてキナ臭かったし、スケジュールについても実務部隊が後から聞かされて開いた口がふさがらないような無茶振りだった。言いたいことは山ほどあったが、ヤレと言われればヤざるをえないのがリーマンのさが。四苦八苦して関係者拝み倒して「こんなスケジュールでできるか阿呆」と罵倒されて歯軋りしながら泣きついて妥協してもらって、なんとか段取りはつけた。4月中旬には来るはずだった原料がずれ込んで日程変更に次ぐ日程変更でまた嫌味も言われたが、とにもかくにも締切にはデータアップが間に合う予定で進行しているはずだった。
そこに今週入った一報。試験を委託していた外注先、破産。試験中断、データはパー。
来月のデータアップ〆は魂を質に入れてでも達成しなければならないミッションだったわけだが、私の魂なんぞ質草になるはずもなかった。
今、泥沼の中で対応策を模索中。なんとか…なるのか? もう白旗上げたい。許されるのであれば。
そんなこんなでかなりブルーな週末。とりあえず週末は動きようがないので金曜日の夜までにお願いメールを飛ばしまくって今日は出勤しなかった。
まぁ、今日は人間ドックもあったので。
人間ドックは初めてだったが、潜血便検査、マンモグラフィ、胃X線(バリウム)、子宮頸がん細胞診以外は過去に経験がある検査ばかりだった。マンモグラフィは痛いらしいと聞いていたが、ちょっとキツめの圧迫感程度だった。まぁ、幸い押しつぶす肉量が少ないからなぁ。潜血便検査は当日までが色々苦労だった。バリウムは、まぁ飲むときは美味いものではないが喉が拒絶するレベルの不味さではなかった。今までスクラルファートや水酸化アルミニウムゲル系を飲んだ経験がある胃潰瘍もちなら全然楽勝なレベル。バリウムでつらいのは、終わった後である。バリウムを早く出さないと色々やっかいなことになるので、とにかく水分を取りまくって下剤も飲むのだが、やたら腹がゴロゴロするばかりでなかなか白う●こが出ない。12時間ぐらい経った今、ようやくってところ。とりあえず一安心か。
子宮頸がん細胞診は、うん、まぁ、アレである。内臓を針先でつんつんされる感触というのは非常に微妙である。とりあえず人生で1度やれば十分なレベル。
色々検査をやったが、開始が朝の8時と早かったせいもあって昼前には終わった。
本屋で昨日発売の書籍を購入して帰宅。
丁度正午であった。道路に陽炎が揺らめく酷暑の炎天下。朝たっぷり水をやったプランターが既にカラカラで葉っぱが萎れかけていた。夏の昼間に水をやるのはあまりよくないのだが(乾いた鉢は非常に熱くなっているので、水をやると鉢内で熱湯になって根を痛める)、さすがにこれはレスキューが必要な状況。水をたっぷりかけまくった。
西洋朝顔のツルがプラスチックの支柱の天辺まで上り詰めてしまっているので、網を早急に設置しなければならないのだが、さすがに今日みたいな炎天下の昼下がりにやる仕事ではない。汗だく眩暈で脚立踏み外しでもしたらガチで危険なので。
というわけで、そっちの仕事は明日の早朝に回すとして、かなり伸びてきたバジル(画像1)を剪定もかねて収穫することにした。
収穫したバジルで今年度最初のジェノベーゼ作製。2011年度のファーストバッチなので、自分的にはスタンダードなレシピにしてみた。アンチョビ入りが激しく好きなのだが、とりあえずアンチョビは次回にする。
<ジェノベーゼ2011年度ファーストバッチレシピ>
バジル葉 45g
カシューナッツ 45g
ペコリーノロマーノ45g
オリーブオイル 45g
にんにく 中2かけ
塩、胡椒 適量
去年までは画像1並みのバジル鉢が4~5鉢あったので1回の収穫量が多く、バジル葉だけで200gとかいう量だった。また全部の材料を一括してフープロで混ぜていたこともあり、混ざり切るまでにフープロがかなり発熱するぐらい長期間混ぜざるをえず、出来上がったジェノベーゼが酸化して黒ずんでいた。
今年は1回の処理量を減らし、且つ、粉砕手順を変えてみた。
まずニンニク(芽抜き済み)、カシューナッツとオリーブオイル(20g)を粉砕ペースト化した後、バジル葉と残りのオリーブオイル(25g)を入れて粉砕練合、最後にペコリーノ、塩、胡椒を入れてさっくり混ぜて仕上げた。
この製法改善が功を奏したのか、今までで一番緑色が鮮やかなジェノベーゼができた(画像2)。
なお、オリーブオイルが少なすぎるレシピなので、ソースというより、ペースト。というより更にディップ的なもっさりした仕上がりである。このため、瓶詰の際もスプーンでペタペタ均しながら入れていかないと、もっさりゆえに気泡が入って酸化の恐れがある。
ちっちゃいジャムの空き瓶にいっぱい詰めて、残りは早速パスタで食べた(画像3)。アンチョビがあった方が旨いが、これはこれでさっぱりして美味しい。
カシューナッツのところは、本当は炒った松の実がよかったのだが、入手できなかった。去年あたりから入手が難しくなった。中国で不作だったと聞いたが、今年も不作が継続中なんだろうか。松枯れ病か大気汚染の関係なんだろうか。
でもネット通販なら買おうと思えば十分買えはするようだ。高いけど。
炒り松の実の方が香ばしいが、カシューナッツの甘さも好きなので、近場で松の実が買えないならカシューナッツで十分であると思う。
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