幽霊屋敷のお話

2011年10月3日 日常
昨日の日曜の叔母の法事は何事もなく終わり、家に帰ってきてから寝るまでひたすらシュタゲの二次創作ssを読んでいた。ノマケプにハマるのは初めてなので色々新鮮である。
いや、まぁ、そんなことはどうでもいいのだが。つーか、いつもどうでもいい話しか書いてないか。

で、法事は別になんということもなかったのだが、一昨日土曜の夜に数少ない父方の親戚一同集まっての会食の席で、色々話を聞き込んできた。四十年近く親子をやってきたわけだが自分の父親が旧南海ホークスファンだったという話をその時初めて聞いたのは中々に驚いた。味噌の国に生まれ育って竜でも、また年代的にビックマンでもなく、なぜに鷹? そもそもプロ野球に興味関心があるタイプだと思っていなかった。色々新鮮であった。
で、それ以外に面白かったネタが、兄貴一家が体験したオカルト話である。
最近は色々忙しくてオカ板にも行っていないが、もともとそっち系の話は大好物なので、せっかく仕入れた実話系怪異譚を忘れないうちに記録しておく。

そもそもそんな話になったのは、同席していた甥っ子2号(兄貴の子)の話からであった。
食うだけ食ったら座敷におとなしく座っているのに飽きてゴロゴロ転がったり掘りごたつの下に潜り込んだりと7歳児的イミフ行動を始めた甥っ子2号が、兄嫁に怒られて
「眠いんだもん。だって夜中にパパによく似たオジサンが頭をぎゅっと掴んでくるから怖くて眠れないんだもん」というような言い訳になっていない言い訳を言い出したのが発端であった。
「8/25から始まって、9/15からは来なくなった」とか妙に具体的なことを言うのが不気味といえば不気味だが、甥っ子2号は虚言というほどではないが適当なでまかせをしれっとした顔で言い放つタイプで、アナログ時計もまだ読めないくせに日付の具体性が嘘くさいといえば嘘くさい。
兄嫁「ママ、今のお家にはそういうのは居ないと思う」
甥っ子2号「だって、僕、本当にぎゅっと掴まれたもん」
兄嫁「じゃ、パパがやったんじゃない? 〇〇(甥っ子2号の名前)が悪いことばっかりするから」
甥っ子2号「ぼく、悪いことなんかしないもん」(いや、実際結構する。7歳児相当のたわいない系ではあるが)
などとホノボノ話かと思っていたら、
兄嫁「今のお家には居ないけど、カナダの最初のお家には凄いのいたわよねー」
…その話、kwsk
ということで、兄貴一家が加州に赴任していた際に遭遇した幽霊屋敷(というか、幽霊マンション)の話を聞いた。

赴任して最初の住まいが、その問題の家であった。
そのマンションはインターネットで選び、一度も現地に足を運ばないまま契約したとのこと。家賃までは効いていないが、住居費については会社から結構補助が出たようで、また兄貴は結構ブランド志向の男なのでそれなりに張り込んだ家だったようだ。
風光明媚な観光地にあり、色々設備も整ってる(ジムとかプールも付いてる)高級マンションだった。
そこへ転居して起こったこと。
・ラップ音。かなり激しくあちこちパキパキ鳴ったらしい。
・人影とか、声とか
・兄貴の人格が変わる(家族に暴言を吐く。自分でおかしいと思っていても止められなかったとのこと。いきなり涙が出たりしたとか)
・甥っ子1号がかなり頻繁に、誰もいない空間に向かって見えない誰かと会話
もっと色々あったようだが、色々あり過ぎて兄嫁が参ってしまい、兄嫁の母親に相談した。兄嫁の母親がツテを頼っていわゆる拝み屋さん(ガチ宗教系の暴利なナニではなく、ボランティア程度の寸志で視くれる市井の人らしい)に視てもらったところ、「居る。80過ぎの老婆と3才の娘が居る。家庭を壊して(兄一家を)追い出そうとしている。早くそこを出なさい」とのことであった。
そうは言っても異国の地、そうホイホイと代替好物件をすぐ見つけられるものではない。そこで、しばらくの間色々なアレを抑える御札を貰った。
そのお札を、拝み屋さんに言われた場所(壁掛け時計の上)に貼ったら、その途端凄まじい家鳴りがバキバキッと鳴り、部屋にあったPCが誰も触っていないのにいきなり起動。次の朝、壁掛け時計の表面のガラスが、お札を張った場所だけ丁度ホールケーキの1ピースを切り取ったように綺麗に割れていた。
また、拝み屋さんは視た際に「一家で一番弱い者の足に祟るから気をつけなさい」とも言った。実際、当時新生児だった甥っ子2号の足が原因不明で腫れ上がって結構酷かったとのこと。
で、なんやかんやあって転居できて、事なきを得た。
後から調べたらそのマンションは、高齢者が多く住むようなタイプのところだったらしい。小金持ちのリタイヤ組が風光明媚で至れり尽くせりの高級マンションを終の棲家と選ぶというのは実際に有りえそうな話であるが、そこに住んでいた「見えない80才ぐらいの老婆」は、そういった一人でその部屋の先住人であったのやもしれん。
しかし、カナダの幽霊に日本の拝み屋さんのお札って効くもんなんですな。
あと、そのマンションでの「聞こえるはずのない声」はうちのオカンも聞いている。そんなオカルティな事前情報など何も知らずに、遠路はるばる兄貴宅に遊びに行ったオカンが部屋に入ったときに、
「いらっしゃいませ」
という声を聴いたんだそうな。で、もちろん、その時にその場にはそんな声を返せるリアル実存人間は存在しなかった、という落ち。
だが、カナダ人の幽霊の『声』を、オカンが日本語で聴いたというのも中々面白い話である。


ステッパー31分
腕立て(ナロー)15×2
腕立て(ワイド)15×1
チューブローイング 25×3
ヒップレイズ 25×3
腹式呼吸 10×3
クランチ 25×3

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