蝋燭と羊

昨日の日曜日の昼頃、名古屋に行ったついでにデパートの催事場で催されていた北海道展に立ち寄った。丁度正午だったが、前日の土曜深夜に比翼やりながら発泡酒5缶とかっぱえびせん１袋を空けたせいで胸焼け中だったので、さくっと流し見て帰る予定だった。しかしふと気が付いたら、シェーブルと生ラムを買っていた。シェーブルは冷蔵庫で熟成させて食べるつもりだったが、ついつい手が出て日曜に完食してしまった。これだからチーズは怖い。フレッシュなシェーブルは爽やかな酸味と、ちょっとホロホロした食感が美味しゅうございました。

生ラムは、今夜食べるつもりで買ったのであった。うちの家族は食について保守的なので、ラム肉とかは好まない。しかし、今夜は家族がいない。両親も祖母も旅行に行っている。食べるなら今日しかない！　というわけで、1パック350ｇ1000円をさっきホットプレートで焼いて食った。さすがに１パックは喰いきれなかったので、半分は明日の弁当に入れる予定。
しかし単価たけーな。まぁ、中部近辺で生のラム肉なんぞ手に入らないから、希少価値でつい、買ってしまった。あと、冬の札幌行の際、成吉思汗だるまで食べた羊（あれはラムじゃなくてマトンらしいが）の旨さが忘れられずに、つい。
しかし、今食べたが…うーむ。まぁ、不味くはない。羊の肉は好きだ。なんか、食感が良い。私は高級霜降り和牛のような『とろけるような食感』の肉はあまり評価しない性質なので、柔らかくも適度にむちっとした歯ごたえがあり、赤身の旨みを楽しめる羊肉が好きなのである。
しかし、羊肉には大きな弱点がある。その脂の融点の高さである。その融点44℃。鉄板の上でじゅうじゅうと滴り落ちていた脂も、口中に入れれば凝固する。その脂が、なんというか、ちょっと蝋を食べているような気になってしまったよ。
うーん、一緒に買ったタレのパンチがイマイチ上品というか弱かったのかもしれん。おろしにんにくでもどばっっとタレにぶち込んでみればよかったかもしれん。だが、明日の弁当にもなるので過度なニンニクはさすがになぁ。
まぁ、家族がいるときには食えないようなものを食えて満足である。

ステッパー46分（3200ステップ）
腕立て（ナロー）18×2
腕立て（ワイド）18×1
チューブローイング10×3
ヒップレイズ30×3
腹式呼吸10×3
クランチ30×3