先月末10/28~10/30に香港に遊びに行ってきた。写真と雑感など。
出発前日10/27(木)
この旅行のそもそもの発案者は会社の先輩の姐さんである。昔はGWのたびに、もう一人私の同期の嬢と一緒に3人で海外行っていた。過去に行ったのはベガス、バリ、シンガポール、タイ、ベトナム、海外じゃない年もあったて伊豆の高級温泉旅館梯子旅行とか…うむ、実にスィーツ(笑)である。
しかし最近は会社の方針でGWが連休じゃなくてリアル暦通りの飛び石になったので、ここ数年は旅行にいっていない。
今回、色々合って懐に小銭が入ったので、姐さんが「円高だし、海外でブランドショッピングしたい! 韓国か香港あたり、どう?」ということで香港行きが決まった。
海外の飯や文物には興味が無くもないが、正直ブランドショッピングにはさっぱり興味がない。ブランドのバッグなど、ヴィトンの一番有名な柄のしかわからん。しまむらー兼ユニクロリストがブランドショップに行って何をしろというのか?
まぁ、そんなわけで、旅行前日とはいえテンションはごくごく普通であった。
そんなテンションなので、荷造りも適当である。
たった2泊だし、これでいいっかー
いつもの出張用キャリーバッグに適当に服や下着を投げ込んで終了。
服については多少は考えた。
10月下旬の香港の気温は20~27℃。快適気温である。香港人が冷房マニアであることは前情報で知ってはいたが、まぁペライ長袖でもあればなんとかなるんじゃね? ということで基本Tシャツ、一応夏用薄手の長袖シャツも突っ込んで終了した。
…………この選択を、後で後悔することになる。
10/28(金)
家を出たとき、寒かった。この季節にさすがにTシャツ+薄手長袖シャツだけでは小寒い。
しかし、ここでこの時期いつも着ているブルゾンを着てしまうと、現地で持て余してしまう。我慢して薄着で空港に向かう電車に乗った。
バリバリ平日である。が、朝イチ電車なのでまだラッシュは始まっていなかった。ぽつぽつと車内を埋める人々はリーマン、リーウーマンばっか。うむ、平日である。
他人様が働いているときに遊びにいくのは実に気持ちがいい。メシウマである。お日様も輝いている。さ~んしゃい~んなのである。だんだんテンション上がってきた。
セントレアからキャセイで一路香港国際空港へ。
4時間ぐらいだったかな。時差で現地で時計を1時間戻したりしたのでどれくらい機内にいたのかどうか忘れた。
昼過ぎに現地に着いた。
飛行機の扉からボーディングブリッジに降り立ったときに感じたのは、ピリリと肌を刺す、冷気。
おかしい。機内の外気温表示は27℃だったのだが。
…これが香港の空調レベルというやつか。
ボーディングブリッジから空港ターミナルへ向かう。
話は変わるが、外国人が日本の空港に降り立ったときに感じる匂いは醤油の匂いであるらしい。そういえば東南アジア系の国にいったときに空港でエスニック系のスパイスの微薫を感じた記憶がある。臭気の出所はおおかた空港の建屋に入っている飲食店であろうが、「その国の空気にソウルフードの調味料香辛料の匂いが沁み込んでいる」というのは、なかなか面白い。
で、香港国際空港で感じたのは、ラーメンの匂いであった。ラーメンというか、湯(スープ)か。
入国審査を終えたところで旅行社の現地代理人に待たされた。ホテルへの送迎付きのツアーだったのだが、当局の規制とやらで送迎車が空港待ちできなくなったとかで、送迎車をしばし空港で待った。待っている間、フレッシュジュース売りにかにゃーり心を惹かれたが、まだ香港ドルを持って居なかったので買えなかった。残念。
送迎車が来たので乗り込む。大型観光バスに、乗っているのは数人。ほとんどが60才以上と思われる引退世代ばかりである。まぁ、平日だしな。
ここでガイドさん(複数のツアーの乗り合わせバスなので、このガイド氏はホテルへの送迎車内だけの人である)から色々な話を聞いたような記憶があるのだが、日が経ってしまったのでかなり忘れた。
多数のコンテナで埋め尽くされた港の横を送迎車が通った時、国際港としての香港について説明があった。ちょっと前までは、世界の船舶貨物貨物取扱数量でNo.1はシンガポール、2位が香港だったが、去年だか今年だかの最新調査で上海がトップに躍り出て、現在はシンガポールに次いで香港は第三位とのこと。
しかし今ぐぐると2009年版しかひっかからなくて、2009年度版だとシンガポールがまだ一位なのだが。でも2009年の時点で既にシンガポール、上海、香港の順位になっていて、1位と2位は非常に僅差なので去年は上海が1位になっていてもおかしくはない。
後、同乗者に香港ディズニーへ行く人がいないことを確認した後、ガイド氏「香港ディズニー、いいですよ、空いててpgr」とかなりくさしていた。ガラガラなので乗り物を乗りまくりたい向きにはオヌヌメだとか。
そんなこんなでホテルに到着。同期の嬢の希望でペニンシュラのはずだったのだが、埋まってしまったのでカオルーン・シャングリラ。
姐さんが2日目の夜にガイドブックに載ってる人気レストランの予約を入れたいとかで、ホテルのカウンターでアレコレ交渉していた。
あのバイタリティはすげーと思う。日本語通じない相手にアレコレ交渉するとか自分にはミリ。
到着初日の予定は、美食何とか賞とやらを受賞したメニューがあるレストランでの夕食と夜景観賞のオプショナルツアーである。
集合時間まで時間があるというので、3人でホテル最寄りの免税店へ。
入口でバラけて内部で単独行動。しかし当然のごとく、私は一通り冷やかして時間を持て余した。鞄にも時計にも宝飾品にも化粧品にも興味ないっす。胃袋の上に脳みそがついてるような低レベル人間なもんで。
しかたなく、ブランドエリアではなく、現地の銘菓やストラップなどの土産物がある辺りで時間を潰すが、広いエリアでもないので激しく手持ち無沙汰。
あんまり暇なので免税店の外に出てぶらつくが、外の店舗も、ホテル街や免税店がある通りなので、その類の店が多い。ヘタに外を単独行動して迷子になってもアレなので、最後の20分ぐらいは集合予定場所でMP3プレーヤーで音楽聞きながら突っ立っていた。
と、ここまでダラダラ書いてきたが、貴重な休日の時間を激しく浪費しているので後は適当に。
集合時間になってレストランに向かった。宿は半島だがレストランは島の方。写真3枚ともそのレストランで出た料理である。1枚目の海老の揚げ物はサクサクして非常に旨かった。2枚目はレンゲの形に成型した小麦粉成型焼成物に、フルーツが入った甘酸っぱい米とホタテが乗っているもの。まぁ、新感覚といえば新感覚。ヌーベルなんちゃらっぽい料理であった。ここの名物料理の3つめは鶏肉だったが、絵的に面白くないのと、ちょっと癖のある匂い(香辛料ではなく、日本人の感覚では「臭みがある」肉)で、私は完食したが同行者2名からは不評であったので写真は割愛。3枚目はハスの葉で包んだおこわ。旨かったがこれにもフルーツ(たぶん林檎)が入っていた。全般的に中華というより、かなりひねった感じの料理であった。
しかし、このレストランで激しく印象に残っているのは料理の味ではない。その寒さである。夕方になって日が落ちて、外気は22~23℃程度になっているのに、室内はたぶん15~18℃だったのではないだろうか。Tシャツと薄手の長袖だけの私はガクブルで歯の音も合わない。料理と料理の間が非常につらかった。
食事が終わり、夜景観賞ポイントであるレストランのすぐ横に向かう。
ああ、外気のぬるみが心地いい
適温の外気に心が和んだ。
夜景については別稿で。
つーか12時になってしまった。昼飯を食わねば
出発前日10/27(木)
この旅行のそもそもの発案者は会社の先輩の姐さんである。昔はGWのたびに、もう一人私の同期の嬢と一緒に3人で海外行っていた。過去に行ったのはベガス、バリ、シンガポール、タイ、ベトナム、海外じゃない年もあったて伊豆の高級温泉旅館梯子旅行とか…うむ、実にスィーツ(笑)である。
しかし最近は会社の方針でGWが連休じゃなくてリアル暦通りの飛び石になったので、ここ数年は旅行にいっていない。
今回、色々合って懐に小銭が入ったので、姐さんが「円高だし、海外でブランドショッピングしたい! 韓国か香港あたり、どう?」ということで香港行きが決まった。
海外の飯や文物には興味が無くもないが、正直ブランドショッピングにはさっぱり興味がない。ブランドのバッグなど、ヴィトンの一番有名な柄のしかわからん。しまむらー兼ユニクロリストがブランドショップに行って何をしろというのか?
まぁ、そんなわけで、旅行前日とはいえテンションはごくごく普通であった。
そんなテンションなので、荷造りも適当である。
たった2泊だし、これでいいっかー
いつもの出張用キャリーバッグに適当に服や下着を投げ込んで終了。
服については多少は考えた。
10月下旬の香港の気温は20~27℃。快適気温である。香港人が冷房マニアであることは前情報で知ってはいたが、まぁペライ長袖でもあればなんとかなるんじゃね? ということで基本Tシャツ、一応夏用薄手の長袖シャツも突っ込んで終了した。
…………この選択を、後で後悔することになる。
10/28(金)
家を出たとき、寒かった。この季節にさすがにTシャツ+薄手長袖シャツだけでは小寒い。
しかし、ここでこの時期いつも着ているブルゾンを着てしまうと、現地で持て余してしまう。我慢して薄着で空港に向かう電車に乗った。
バリバリ平日である。が、朝イチ電車なのでまだラッシュは始まっていなかった。ぽつぽつと車内を埋める人々はリーマン、リーウーマンばっか。うむ、平日である。
他人様が働いているときに遊びにいくのは実に気持ちがいい。メシウマである。お日様も輝いている。さ~んしゃい~んなのである。だんだんテンション上がってきた。
セントレアからキャセイで一路香港国際空港へ。
4時間ぐらいだったかな。時差で現地で時計を1時間戻したりしたのでどれくらい機内にいたのかどうか忘れた。
昼過ぎに現地に着いた。
飛行機の扉からボーディングブリッジに降り立ったときに感じたのは、ピリリと肌を刺す、冷気。
おかしい。機内の外気温表示は27℃だったのだが。
…これが香港の空調レベルというやつか。
ボーディングブリッジから空港ターミナルへ向かう。
話は変わるが、外国人が日本の空港に降り立ったときに感じる匂いは醤油の匂いであるらしい。そういえば東南アジア系の国にいったときに空港でエスニック系のスパイスの微薫を感じた記憶がある。臭気の出所はおおかた空港の建屋に入っている飲食店であろうが、「その国の空気にソウルフードの調味料香辛料の匂いが沁み込んでいる」というのは、なかなか面白い。
で、香港国際空港で感じたのは、ラーメンの匂いであった。ラーメンというか、湯(スープ)か。
入国審査を終えたところで旅行社の現地代理人に待たされた。ホテルへの送迎付きのツアーだったのだが、当局の規制とやらで送迎車が空港待ちできなくなったとかで、送迎車をしばし空港で待った。待っている間、フレッシュジュース売りにかにゃーり心を惹かれたが、まだ香港ドルを持って居なかったので買えなかった。残念。
送迎車が来たので乗り込む。大型観光バスに、乗っているのは数人。ほとんどが60才以上と思われる引退世代ばかりである。まぁ、平日だしな。
ここでガイドさん(複数のツアーの乗り合わせバスなので、このガイド氏はホテルへの送迎車内だけの人である)から色々な話を聞いたような記憶があるのだが、日が経ってしまったのでかなり忘れた。
多数のコンテナで埋め尽くされた港の横を送迎車が通った時、国際港としての香港について説明があった。ちょっと前までは、世界の船舶貨物貨物取扱数量でNo.1はシンガポール、2位が香港だったが、去年だか今年だかの最新調査で上海がトップに躍り出て、現在はシンガポールに次いで香港は第三位とのこと。
しかし今ぐぐると2009年版しかひっかからなくて、2009年度版だとシンガポールがまだ一位なのだが。でも2009年の時点で既にシンガポール、上海、香港の順位になっていて、1位と2位は非常に僅差なので去年は上海が1位になっていてもおかしくはない。
後、同乗者に香港ディズニーへ行く人がいないことを確認した後、ガイド氏「香港ディズニー、いいですよ、空いててpgr」とかなりくさしていた。ガラガラなので乗り物を乗りまくりたい向きにはオヌヌメだとか。
そんなこんなでホテルに到着。同期の嬢の希望でペニンシュラのはずだったのだが、埋まってしまったのでカオルーン・シャングリラ。
姐さんが2日目の夜にガイドブックに載ってる人気レストランの予約を入れたいとかで、ホテルのカウンターでアレコレ交渉していた。
あのバイタリティはすげーと思う。日本語通じない相手にアレコレ交渉するとか自分にはミリ。
到着初日の予定は、美食何とか賞とやらを受賞したメニューがあるレストランでの夕食と夜景観賞のオプショナルツアーである。
集合時間まで時間があるというので、3人でホテル最寄りの免税店へ。
入口でバラけて内部で単独行動。しかし当然のごとく、私は一通り冷やかして時間を持て余した。鞄にも時計にも宝飾品にも化粧品にも興味ないっす。胃袋の上に脳みそがついてるような低レベル人間なもんで。
しかたなく、ブランドエリアではなく、現地の銘菓やストラップなどの土産物がある辺りで時間を潰すが、広いエリアでもないので激しく手持ち無沙汰。
あんまり暇なので免税店の外に出てぶらつくが、外の店舗も、ホテル街や免税店がある通りなので、その類の店が多い。ヘタに外を単独行動して迷子になってもアレなので、最後の20分ぐらいは集合予定場所でMP3プレーヤーで音楽聞きながら突っ立っていた。
と、ここまでダラダラ書いてきたが、貴重な休日の時間を激しく浪費しているので後は適当に。
集合時間になってレストランに向かった。宿は半島だがレストランは島の方。写真3枚ともそのレストランで出た料理である。1枚目の海老の揚げ物はサクサクして非常に旨かった。2枚目はレンゲの形に成型した小麦粉成型焼成物に、フルーツが入った甘酸っぱい米とホタテが乗っているもの。まぁ、新感覚といえば新感覚。ヌーベルなんちゃらっぽい料理であった。ここの名物料理の3つめは鶏肉だったが、絵的に面白くないのと、ちょっと癖のある匂い(香辛料ではなく、日本人の感覚では「臭みがある」肉)で、私は完食したが同行者2名からは不評であったので写真は割愛。3枚目はハスの葉で包んだおこわ。旨かったがこれにもフルーツ(たぶん林檎)が入っていた。全般的に中華というより、かなりひねった感じの料理であった。
しかし、このレストランで激しく印象に残っているのは料理の味ではない。その寒さである。夕方になって日が落ちて、外気は22~23℃程度になっているのに、室内はたぶん15~18℃だったのではないだろうか。Tシャツと薄手の長袖だけの私はガクブルで歯の音も合わない。料理と料理の間が非常につらかった。
食事が終わり、夜景観賞ポイントであるレストランのすぐ横に向かう。
ああ、外気のぬるみが心地いい
適温の外気に心が和んだ。
夜景については別稿で。
つーか12時になってしまった。昼飯を食わねば
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