ぎゅうぎゅう

2012年2月13日 日常
月曜である。朝である。
シリアルと書いて餌と読む朝食を、百年一日いつものごとく、面白くもない顔つきで食していた。
BGM代わりのTVはNHK。民放でも別にいいんだが、1ngも興味が無い芸能ニュースよりは、街角情報室でやくたいもない便利グッズの紹介を見ていた方がまだ楽しい。
更に今日は休刊日だったので、新聞をチラ見することもなく、味気ないシリアルを低脂肪乳でふやかして飲み下しながらボーッとTV画面を見ておった。
画面上にテロップが出た。

 『名鉄 運転再開』

…ん? 止まっとったんいかい?
グモには早すぎる時間だし、名鉄恒例の踏切故障か?
朝っぱらから勘弁してくれよ

と、そこまでは考えた。
馬鹿だった。
ラッシュが始まる少し前の時間帯で運休していたということは、ラッシュの時間帯のダイヤは大幅に乱れ捲るだろうという、幼児にすら予測できる簡単な未来予想図が浮かばなかった。
だから、

 ダリィな。月曜はテンション上がらん。いつもより1本遅いので行くか。

そのチョイスが誤りであったと、数十分後の駅のホームで思い知ることになる。

少しでも車内密度が低い車両に乗るため、いつもはホームの端っこの遠い車両に乗るのだが、いつもの定位置で電車を待っていたら、
先頭から電車がホームに滑り込んできて、目の前を車体側面が速度を落としながら滑るように流れ、そしてするすると行き過ぎ車両最後尾が目の前を通り過ぎていく。
おいおいおいおいおいおいおいっ
なんで短い? 8両編成が6両しかついとらんやんけっ

慌てて最後尾車両の乗車口を追いかけてホームを走るが、通常8両編成が6両である。ドアが開いた時点で乗車口から人が外に向かって凸状に飛び出していた。
乗車率高杉。
東京殺人ラッシュアワーならいざ知らず、地方都市の私鉄で、しかも最大混雑時間にはまだ30分ほど余裕がある時間帯でこの混みようは無い。
あっけにとられているうちにも、既にみっちり押し詰まった車内に向かってホームのリーマンたちが肩を抉り込むように突破口を開き侵入を試みようとしている。

 あーめんどくさい。

とりあえずその電車に乗るのは諦めた。
次の電車にはなんとか乗れたが、そこもこの味噌国ではいまだかつて体験したことが無いような超ラッシュ。タッピングして最密充填される粉体の気分を存分に味わう。いやむしろ圧縮成型される粉体の気分、といった方が正確であろうか。
骨粗鬆症だったら肋骨の2~3本イっててもおかしくないぐらいの混み方だった。
月曜の朝っぱらから押しくら饅頭とかマジ勘弁である。

ステッパー64分(5200ステップ)
腕立て35×3
チューブローイング35×3
ヒップレイズ60×3
クランチ60×3

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