空に向けて掌を開く

通勤路の街路樹に、木蓮がある。
ほんのちょっと前までは、柔毛で覆われた薄緑のライフル銃の銃弾みたいな蕾だったのだが。
先週半ばあたり、その先端が割れて濃赤紫がホロリと零れ、気が付けば「結んで開いて」した掌の形にほどけ開いた花弁が枝いっぱいにみっしりとついていた。
ベランダの空豆も、白っぽい花の色が薄っすら透けた蕾がついてきた。
春である。

ステッパー68分（5000ステップ）
腕立て30×3
チューブローイング30×3
ヒップレイズ40×3
クランチ40×3

ひ…さびさにトレしたら３セット目のチューブローイングあとぐらいから、なんだかちょっと、ぎぼぢわるぐなってぎだ。
平日は食前は時間的に無理だし、食後２時間置いてたら睡眠時間が割を食うのでどうしても夕飯後のトレになってしまうわけだが、なんとかならんものか。

気分が悪くなったので、風呂の前に久しぶりに日記などを書いてみる。
渋巡りは風呂の後で。
一応、日々の記録だし新ｻﾞﾝﾙも記録しておくか。まぁ、アレである。コピペでいう文学と人生、の文学の方。4月からアレな方。


ビジョルド新刊感想は6年待った分がっつり（主にキャラ萌え視点だが、ちょっと「ん？」と思った箇所を原書と引き比べたりとかもして）書きたいと思っていたのだが、下手に勢い込むと逆に面倒になってくるので、小出しに行くことにした。
とりあえず。

マイルズの嫁（まだこの巻では「良い雰囲気」レベルだが）については、どこで見たのか忘れたが『離婚歴のあるヴォル女性』なイメージがあった。なので、序盤で普通に旦那が出てきて「……え？…NTR？」とビビった。
ま、前情報が間違っていたわけで、旦那については、まぁ、うん、アレするわけで。いやしかし、適当な前情報で構成先入観はアカンな。
だが、これもそれも、６年も待たせたソーゲンが悪い！　ということにしておく。シビル・キャンペーンはせめて２年…いや、そんな贅沢いわないけど、３～４年以内には出してほしい。
あと、尼で買った原書（裏表紙の粗筋しか結局訳せんかった）の表紙のイラストはマイルズの顔がすさまじくアレなわけだが。そりゃ確かに「痛みによるしわ」とかの描写は本文中にあるけど、顔色といい、鼻から口に掛けての皺といい、ほとんど猿の惑星である。
しかし翻訳版の上巻の表紙の最新任聴聞卿氏はまぁイケメンといっていい感じである。姿勢的にも帯のマスキング効果的にも低身長が目立たない仕様になっている。