ベランダ収穫物の有効活用検討

画像１のバジル画像は先週のものであるが、見ての通り既にかなりもっさりしている。
バジルは基本的に堅強な植物で虫も比較的付きにくい。シャクトリやヨトウなどの芋虫系にムシャムシャ食われたことはあるが、アブラーやグンバイムシのような吸汁系害虫の被害に会ったことは無い。
しかし、このように葉が混み合っていると蒸れて病害虫を引き寄せかねないし、この時期にバッサリ摘心すると脇芽が伸びて後日の収穫量が上がるという効果もある。よって、先週6/24（日）に摘心もかねてガッツリ収穫し、ガパオ飯にした。
ガパオについては、肉系と好きな野菜を炒めて、ナンプラー主体の調味料をぶっかけて、最後にバジルを入れてしなっとしたら出来上がり、ぐらいの適当なイメージしかなく、しかしそれで十分そこそこ旨いガパオ飯を昨シーズンも作ってきたのだが。
今年の1stバッチということもあり、ネット上のレシピを取り入れて作ってみることにした。

＜1stバッチがぱおレシピ＞
・鶏肉　150g（レシピでは鳥挽肉だったが、挽肉は汎用性がないので普通のもも肉300gを購入し、使用分を包丁で粗微塵にして使用した。粗微塵のやや歯応えを残した食感の方が好きだし）
・パプリカ　3/4個（これは多すぎた。クソデカいパプリカだったので、1人前あんら1/4ぐらいで十分だった）
・にんにく　１かけ
・赤唐辛子　3本（適当に入れたが、種付きで3本はちょっと辛かった）
・バジル：適当。たぶん25~30枚ぐらいあった。
・油　炒め用に適当

・ナンプラー　小さじ1
・オイスターソース　小さじ2
・醤油　小さじ1/2
・砂糖　小さじ1/2

まぁ、普通にニンニク・赤唐辛子→肉→野菜の順に焼いて、火が通ったら調味料合わせてバジル投入し、しなっとなったら出来上がり（画像２）なわけだが。

……うーん、正直、微妙。
敗因としてはまずオイスターソース。
以前、うっかり１本買ってしまったオイスターソースを激しくもてあましている。使えそうな機会にはすかさず使うことにしているのだが、購入してから気付いたのだが。
私、オイスターソースはあまり好きじゃない。

うーん、ちょっとクドイんだよなー
旨みよりもしつこいくどさを感じる。分量が少なければ、隠し味として許容できると思うのだが、上記の組成のようにオイスターソースがメインで出張ってくると、どうも嫌気がさしてくる。
ぶっちゃけ、ナンプラー単独、もしくはナンプラーと酒だけで良かった。酒は手元になかったから今回は入れなかったが。
あと、パプリカが多すぎてバジルがかすんでしまった。バジルも相当量入れたのだが、多勢に無勢、パプリカ衆の猛攻の前に敗退してしまった。
よって、出来上がりは
『パプリカと鶏肉の炒め物（オイスターソース風味）、ちょっとバジルも薫るよ？』的な何か。
うーん、次はパプリカ止めて、玉ねぎかピーマンを控えめにして、調味料はナンプラー一択でいっとくか。
あと、ガパオといえば目玉焼きを添える、といった風潮があるようだが、そんな面倒なことはしない。ガパオ君にはバジルさえ有ればいいのである。
だいたい炒め物した後にフライパン洗って目玉焼き作って載せていたら、炒め物が冷めてしまうではないか！
２口目のコンロで目玉焼きを作ればいい？　ノンノン、そんなフライパンを２つも洗わねばならんような手間は掛けない。そもそも２口コンロを自在に操るほどスキルがないので、目玉焼き焼いている間にバジルに火が通り過ぎたり…といった悲劇が懸念されちゃうし。


そして本日7/1（日）は、先週の鶏肉の残りを適当にぶつ切りにして冷凍してあったのを解凍し、カレー味炒めにした。
なぜカレー味か？
それは、コリアンダーシードを使うためである。
ベランダのコリアンダーの種が成熟してきて、もう少しで収穫を迎える頃合いになってきた。よって、去年収穫した分を早めに使い切ってしまおうというコンセプトである。

＜カレー風味鶏炒め＞
鶏肉　150ｇ（前回のあまり）
玉ねぎ　1/3個（オカンが使いかけで冷蔵庫に放置し干からびかけていたのを回収）
ニンニク　1~2かけぐらい（貰い物のニンニクの小粒な小片を適当に）
コリアンダーシード　適当（包丁の横っ腹で潰して使用）
クミンパウダー　適当
ターメリック　適当
ガラムマサラ　適当
塩　適当
油　炒め用

ニンニク・コリアンダーシード・クミン→玉ねぎ→鶏肉→ターメリック・ガラムマサラの順に適当に焼いて出来上がり（画像３）

味は特筆すべき点はないが、まぁ、食えないレベルではなかった。カレー味といっても唐辛子入れてないので全然辛くないが、赤唐辛子あるから入れればよかった。コリアンダーシードは潰してはいるがシードのまんま入れているので、ちょっとザリッとする。工程の初期段階から油で炒めているので油で揚がった状態となっており、さほど気にはならないが、慣れてない人は嫌かもしれない。
私は気にしない。