サヴォナローラさんの誘惑

ヤンソンさんの誘惑という料理の名前を聞いて、いつか食ってみたいと思っていた。wiki先生によると

グラタン料理の一種。
スウェーデンの伝統的家庭料理。
深めのグラタン皿、または深めの耐熱容器に多めにバターを塗り、具はアンチョビ、じゃが芋、薄く切った玉ねぎ、牛乳、生クリーム、胡椒、最後にチーズを乗せてオーブンにいれ、生クリームを煮立たせるように焼く。塩分はなるべくアンチョビの塩分だけで補う。

とのこと。
ジャガイモ、タマネギ、牛乳・生クリーム、チーズ、アンチョビ。
まさに不味くなりようがない隙のない布陣、約束された勝利のグラタンである。
これは、作るしかあるまい。

だが思う。
そのまま作ったのではつまらんではないか。

ということで、メシマズ特有のいらんアレンジ心が沸いてきたので、ヤンソンレシピにトマトを突っ込んでみることにした。ベランダでバジルの生き残りがいれば、そいつらもトッピングしてみようかと。
土曜に作製予定。
トマト（可能であればバジルも）という要素を入れるのであれば、ヤンソンさん（スエーデンの坊さん）ではなく、イタリアの坊さんの名前を付けるべきではないかということで、贅沢品を焼いちゃったフィレンツェのお堅い坊さんの名前を冠してみた。

うーん、でも下手なアレンジするより、まずスタンダードに作った方がいいとはわかっているんだが。
奇を衒ってみたいお年頃なのだ。