出発が予定より遅れた、とか、四日市から先10kmの渋滞に巻き込まれた、とかで当初の想定より30分遅れて正午に伊勢神宮外宮到着。
…つーか、内宮外宮は今年の年初２月頃に牡蠣食い一人旅したときにも行ったし、いい加減腹も空いてたので渋滞で遅れた時点でパスして昼飯にしたかったのだが、定年退職後に暇を持て余して分刻みで今回の旅行プランを練りに練った父親が「予定をスルーして昼飯とかありえんし」的オーラを放っていたので、ここで我を通して雰囲気悪くしてもなーとそそくさと外宮の駐車場に車を止めた。
駐車場は前回より空いてた。
画像１は外宮の勾玉池。まったり。
外宮参拝後、「内宮はなんども来てるしー」という母親の援護射撃を背に、昼飯食いたいから内宮参拝はパスしようぜ、という私の遠回しな提案は父親にスルーされた。
なぜ今更そこまで神社にこだわるとーちゃんよ。あんたクリスチャンだったじゃん。幼少の頃は付き合わされて日曜学校に行かされたせいで日曜朝9時のドラえもんが見れなかったのは小学校低学年時代の三大後悔の一つなんだが。
最近は全然教会行って無いみたいだからもう止めたのかもしれんけど。
と思いつつも、ここで強固に反対してもなぁと諦めて、内宮へ向かう。内宮の市営駐車場は相変わらず混んでいるが、たまたまタイミングよく、すっと駐車できた。
おかげ横丁の人ごみをすり抜け、もくもくと内宮をめざす。食べ物の匂いが誘惑する。もうここで昼飯食っちゃってもいいんじゃない？ と再度弱々しく提案するが、オトン的には「今日の昼は鳥羽駅前で焼き貝を食べる」的プランが出来上がってしまっていたので、ここでもスルーされる。
諦めるが、家からここまで延々車運転してきたのは私である。13時近くで腹も空いている。せめてもの腹塞ぎに甘酒を一杯購入。寒空の下、甘めの甘酒は実に甘露であった。腹も空いてたしな。
そして内宮へ。
画像２は第一鳥居。
正宮へ向かって玉砂利を蹴散らし蹴散らし歩きながら、いつになく柄にもなくオトンが参拝にこだわっている理由を聞き出した。
「前立腺がんの手術が２月に決まったし」
…あー、ま、病気とかすると神頼みしたくなるよねー
画像３は五十鈴川にかかる宇治橋の手前で日向ぼっこし幼児に撫でくりまわされている猫。
前回牡蠣食いツアーで伊勢神宮に寄ったときも、まったく同じ場所で同じような茶トラの猫を見たのだが。定位置か。
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