内宮での参拝を終えて、鳥羽駅へ。
海沿いの公営駐車場(休日1時間300円)に車を止め、駅の跨線橋を渡って駅前商店街へ。
しかし駅前商店街といっても、数件の食べ物屋が並んでいるだけである。時間は既に14時を悠に過ぎていた。ランチタイムも終了したのか、我々以外の客の人影はなかった。るるぶに載ってた焼き貝屋(松本さざえ店)へ入り、ヒオギ貝、サザエ、牡蠣、あわび、名前忘れたさざえに似た貝(〇〇貝と貝の前に2文字のカタカナが入ってたのは覚えているのだが)を注文。オトンとオカンはそれぞれ白飯と伊勢うどんを頼んでいたが、こんなに遅い昼ごはんでしっかり食ってしまったら旅館の夕食が喰えなくなってしまうので、私は貝のみ食った。ほんとはビールか熱燗と行きたかったのだが。運転手だし自重。
貝は全部美味しかったが、アワビの醤油バター焼きは別格であった。
画像1はヒオギ貝。ホタテのバッタモン臭い外見と味であるが、ホタテの庶民版というかホタテの風味をお上品な山の手の令嬢とするなら、ヒオギ貝は下町の気取りのないお姉ちゃん、といった感じか。味はホタテより雑味がある分、濃厚で酒のアテならこちらの方が向いている感。
画像2はさざえと、名前を忘れた〇〇貝。手前の角があるのがさざえで、奥の内側が橙色で角がないのが〇〇貝。
昼飯を食い終わりパールロードを駆け下って一路宿へ。宿は離れ島にあるので宿に行くには本土側の駐車場に車を止めて船で渡る必要があるのだが、その船が出る船着き場まで行く途中で道を間違えてた。というか、ナビのクソ野郎がご推奨くださった道が「距離的には最短だけど、車幅ギリギリしかない一本道(しかも路肩に側溝)」というクソ道で、途中で対向車と行き会った時には泣きそうになった。
道のチョイス的に問題はあったが、とりあえず無事に船着き場につき、船に乗って宿へ到着した。16:30過ぎ頃。
その後は、まぁ、とりあえずすべての温泉に入るとか、マッサージ椅子を試すとか、夕食で腹をパンパンにするとか、普通に温泉旅館的楽しみ方で堪能する。
少々アレな歴史のある島ではあるが、少なくとも宿でそれっぽさをうかがわせるものはなかった。しいて言えば、部屋備え付けの宿の施設紹介冊子に入っていた「女性マッサージ師呼べます(女の方でも大丈夫)」なチラシが唯一それっぽいといえばそれっぽい部分であった。
飯は美味かったし温泉も中々にいい湯で、コスパ悪くない宿だったと思う。
翌日、朝、朝日を展望風呂から見ようと風呂で長湯をしていたのが祟ったのか、朝飯食ったら起き上がるのが非常に苦痛な状態になったが、チェックアウトは10時。ギリギリまで粘った挙句、10時に宿を出た。
2日目の予定は12:30からの浦村の牡蠣小屋(モトかき養殖店)での牡蠣食べ放題である。宿の場所から浦村までまっすぐ行ったら1時間少々で着いてしまうので、安乗灯台とパールロードの展望台に立ち寄った。
画像3は安乗灯台。
灯台の前に芝生の広場があり、ベンチなどもあり、なかなかに気持ちの良い場所であった。
だが、寒い。
灯台である。岬である。灯台の向こう側に広がるのは荒波砕ける太平洋である。
海風、拭きっ晒し状態。
300円払って灯台にも上ったが、とにかく寒かった。
灯台の中は暗くて狭くて閉所恐怖症の方の肝試しにはうってつけ。上りきった後の灯台上からの眺め的には高所恐怖症の方の肝試しにも最適のロケーションであった。
なお、安乗灯台の芝生の広場の片隅に春雨号犠牲者の慰霊碑があった。
明治の駆逐艦、春雨号が11月に大時化に遭遇して的矢湾へ避難→暗礁に乗り上げて座礁で多数の犠牲者が出たとのこと。
今ぐぐってみると、的矢湾の入り口を挟んだ北側の相差に慰霊碑があるようだが、南側の安乗岬にも慰霊碑がある。両方に慰霊碑があるのはどういった経緯からなのだろうか。
その後、牡蠣小屋で牡蠣食べ放題。前回の2月より時期が早いせいか、身が前回より小さい印象。今回は生牡蠣がなかったのが惜しまれるが、ノロが流行っているし今回は生を避けたのは正解か。
しかし前夜の宿の夕食と朝の旅館飯が多めだったせいもあり、いっぱい食べられなかったのは残念である。
焼き牡蠣と蒸し牡蠣が食べ放題で、後は牡蠣の葱味噌焼き、牡蠣のすまし汁、牡蠣飯、カキフライがついて2500円/人。焼きと蒸しでは焼きの方が塩味が濃い印象。私はその日の体調的に蒸しの方がいいかな、と思ったが、オカンは焼き派であった。
とりあえず当分牡蠣はいいかな。
海沿いの公営駐車場(休日1時間300円)に車を止め、駅の跨線橋を渡って駅前商店街へ。
しかし駅前商店街といっても、数件の食べ物屋が並んでいるだけである。時間は既に14時を悠に過ぎていた。ランチタイムも終了したのか、我々以外の客の人影はなかった。るるぶに載ってた焼き貝屋(松本さざえ店)へ入り、ヒオギ貝、サザエ、牡蠣、あわび、名前忘れたさざえに似た貝(〇〇貝と貝の前に2文字のカタカナが入ってたのは覚えているのだが)を注文。オトンとオカンはそれぞれ白飯と伊勢うどんを頼んでいたが、こんなに遅い昼ごはんでしっかり食ってしまったら旅館の夕食が喰えなくなってしまうので、私は貝のみ食った。ほんとはビールか熱燗と行きたかったのだが。運転手だし自重。
貝は全部美味しかったが、アワビの醤油バター焼きは別格であった。
画像1はヒオギ貝。ホタテのバッタモン臭い外見と味であるが、ホタテの庶民版というかホタテの風味をお上品な山の手の令嬢とするなら、ヒオギ貝は下町の気取りのないお姉ちゃん、といった感じか。味はホタテより雑味がある分、濃厚で酒のアテならこちらの方が向いている感。
画像2はさざえと、名前を忘れた〇〇貝。手前の角があるのがさざえで、奥の内側が橙色で角がないのが〇〇貝。
昼飯を食い終わりパールロードを駆け下って一路宿へ。宿は離れ島にあるので宿に行くには本土側の駐車場に車を止めて船で渡る必要があるのだが、その船が出る船着き場まで行く途中で道を間違えてた。というか、ナビのクソ野郎がご推奨くださった道が「距離的には最短だけど、車幅ギリギリしかない一本道(しかも路肩に側溝)」というクソ道で、途中で対向車と行き会った時には泣きそうになった。
道のチョイス的に問題はあったが、とりあえず無事に船着き場につき、船に乗って宿へ到着した。16:30過ぎ頃。
その後は、まぁ、とりあえずすべての温泉に入るとか、マッサージ椅子を試すとか、夕食で腹をパンパンにするとか、普通に温泉旅館的楽しみ方で堪能する。
少々アレな歴史のある島ではあるが、少なくとも宿でそれっぽさをうかがわせるものはなかった。しいて言えば、部屋備え付けの宿の施設紹介冊子に入っていた「女性マッサージ師呼べます(女の方でも大丈夫)」なチラシが唯一それっぽいといえばそれっぽい部分であった。
飯は美味かったし温泉も中々にいい湯で、コスパ悪くない宿だったと思う。
翌日、朝、朝日を展望風呂から見ようと風呂で長湯をしていたのが祟ったのか、朝飯食ったら起き上がるのが非常に苦痛な状態になったが、チェックアウトは10時。ギリギリまで粘った挙句、10時に宿を出た。
2日目の予定は12:30からの浦村の牡蠣小屋(モトかき養殖店)での牡蠣食べ放題である。宿の場所から浦村までまっすぐ行ったら1時間少々で着いてしまうので、安乗灯台とパールロードの展望台に立ち寄った。
画像3は安乗灯台。
灯台の前に芝生の広場があり、ベンチなどもあり、なかなかに気持ちの良い場所であった。
だが、寒い。
灯台である。岬である。灯台の向こう側に広がるのは荒波砕ける太平洋である。
海風、拭きっ晒し状態。
300円払って灯台にも上ったが、とにかく寒かった。
灯台の中は暗くて狭くて閉所恐怖症の方の肝試しにはうってつけ。上りきった後の灯台上からの眺め的には高所恐怖症の方の肝試しにも最適のロケーションであった。
なお、安乗灯台の芝生の広場の片隅に春雨号犠牲者の慰霊碑があった。
明治の駆逐艦、春雨号が11月に大時化に遭遇して的矢湾へ避難→暗礁に乗り上げて座礁で多数の犠牲者が出たとのこと。
今ぐぐってみると、的矢湾の入り口を挟んだ北側の相差に慰霊碑があるようだが、南側の安乗岬にも慰霊碑がある。両方に慰霊碑があるのはどういった経緯からなのだろうか。
その後、牡蠣小屋で牡蠣食べ放題。前回の2月より時期が早いせいか、身が前回より小さい印象。今回は生牡蠣がなかったのが惜しまれるが、ノロが流行っているし今回は生を避けたのは正解か。
しかし前夜の宿の夕食と朝の旅館飯が多めだったせいもあり、いっぱい食べられなかったのは残念である。
焼き牡蠣と蒸し牡蠣が食べ放題で、後は牡蠣の葱味噌焼き、牡蠣のすまし汁、牡蠣飯、カキフライがついて2500円/人。焼きと蒸しでは焼きの方が塩味が濃い印象。私はその日の体調的に蒸しの方がいいかな、と思ったが、オカンは焼き派であった。
とりあえず当分牡蠣はいいかな。
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