流されて2013

2013年1月4日 日常
生涯、福袋なんぞ買うことは無いと思っていた。
基本的に「〇〇が欲しい!」的物欲オーバーロード状態になることが年に数回か多くて十数回で少ない。また、その欲しい〇〇もかなりピンポイントである。
帽子が欲しい気分になったときも、形や色や材質までかなり絞り込んで脳内にあったので、その希望に沿わないものはいくら安くても買いたいと思わなかった。
服やゲームや電子機器等も同様。欲しくなった場合はどのようなものが欲しいかがかなり自分の中で明確になっているので、それ以外のかすりもしなかったり、微妙にかすっていても根本の部分で外しているものはゴミでしかない。
よって、「何が入っているかわからないけど総額だとお得」という福袋の購入スタイルよりも、欲しいと思ったものだけをピンポイントで定価で買った方が
(満足度及び必要充足感)÷購入金額
のレートが高い。
唯一、食品関係の福袋なら多少心を惹かれないでもない。輸入チーズとかの福袋なんかは、普段自分が買うことが無いようなチーズが入っていたら、それはそれで楽しそうなのでチーズ王国とかフェルミエの福袋はいつか買ってみたいなぁと思わないでもない。ただ、食品系は消費量と消費期限を考慮すると安くて小さい福袋しか買えないし、輸入チーズで安い福袋とかは私的にはドリーミングなブツは期待できそうにないので、その意味でも福袋で購入する価値が乏しい。
よって、自分的には福袋は一生買うことないだろうなぁと思っていた。

しかし、今年初めてうっかり買ってしまった。
年末にモンドールの残りを消費するために行きつけのパン屋で閉店間際にバケットを購入したのだが、その時にパン屋の人が頒布製のかなりガッシリした布バッグにパンを詰めていて、
「年明けに福袋やりますんで、よろしかったら~」
と声を掛けられた。
この季節ならバケットやパンなら頑張れば1週間は大丈夫(カビ的な意味で。風味的な意味だともっと早いが)だろう。菓子パンの類だともうちょっと短いと思われる。バケットや食パンなら食いきれなかったら冷凍という手もあるが、菓子パンは冷凍したらモノによっては解凍時に微妙な感じになりそうだ。
よって、パンの福袋を買ったとしたら1週間で食いきることを目指す必要があると思われたが、どう考えてもうちの人員では福袋相当分のパンを1週間で食いきることは困難と考えられた。
でも、ま、前述のように菓子パン以外だったら冷凍という手もある。また、丈夫そうな布バッグが結構いい感じだったので、「バッグ目当てで買っちゃってもいいかなー」とその時思った。

本日仕事始めで出勤し、仕事始めなので定時に上がった。
パン屋がまだ開いていたので、うっかり入ってしまった。

……福袋はあったのだが、布バッグバージョンは売りきれて、紙袋バージョンしか残ってなかった。
そこで福袋は買わずに出ても良かったのだが、なんか勢いで買ってしまった。

開けてみたら悪くない内容ではあったが、明らかに家じゃ食いきれない。
どうしようかなぁと思っていたら、オカンがたまたま来ていた兄貴に半分ごっそり渡したので何とか消費できそうな分量になった。

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