褐色の恋人

2013年2月3日 日常
褐色の恋人
褐色の恋人
褐色の恋人
「重曹はアルカリ。だから小麦粉中のフラボノイドと反応して生地が着色する(キリッ」
とか言っていたが。
流石にこの事態は想定していなかった。
捏ね時や成型時、蒸す直前までは、普通の生地の色じゃん、と思っていた。
蒸し終わって蒸籠の蓋を開けてその色合いに驚愕。

…着色ゆーても、せいぜいがところ黄色ぐらいかと思っとった。
 まさか茶色だとは。

画像1が茶色肉まん。なぜだ?
ま、味はまぁまぁだった。先週のver.1から種々の改善を盛り込んで、肉餡については大幅な味の改善が図られた。生地についても十全ではないものの、前回よりもふかふかさは向上していたと思われる。
惜しむらくは、生地への油量を減らしたせいか、生地が多少パサついていたような感があった。

<肉まんver.2>小さ目4個分。がんばれば1人で食べきれる量。
生地
 薄力粉 80g
 ドライイースト 小さじ1/2
 きび砂糖 大さじ1
 スキムミルク 小さじ1
 塩 1摘み
 重曹(炭酸水素ナトリウム) 小さじ1/4弱
 ぬるま湯 40g
 サラダ油 小さじ1/4

ダウンサイジングし過ぎたのか、うちのダメ秤では精密秤量が出来ない。水量が微妙に多すぎたらしくゆるゆるベチャベチャで指に絡みつく生地になってしまった。よって多少追い小麦粉した。
前夜深夜に捏ね上げ、濡れキッチンペーパーをボールにかぶせて室温6時間の長時間発酵。
翌朝見たら、かなりボコンボコンに膨らんで一次発酵は前回より確実に進歩した。ただ、長時間発酵すぎて若干過醗酵気味なのか、かなり入れたはずの砂糖はイーストに消費されてそれほど甘味を感じなかった。二次発酵での膨らみが微妙に甘かったのも、長すぎた一次発酵で糖分が消費しつくされてしまったせいかもしれない。

肉餡
 豚ひき肉 80g
 玉ねぎ 1/4(微塵切り→少量のごま油で透明になるまで炒める)
 生姜 小指の先ほど(擦り下す)
 オイスターソース 小さじ1
 醤油 大さじ1/2
 貝柱スープ顆粒 小さじ1
 砂糖 小さじ1
 酒 小さじ1
 たけのこ水煮 約30~40g(粗みじん)
 干し椎茸 10~20g(レンチン戻し→粗みじん)
 片栗粉 小さじ1

絶対唯一真理:豚まんは玉ねぎである。
葱?(ハッ ありえん。
やはり玉ねぎである。そして不惑の年まで齢を重ね、今となってようやくたけのこの水煮の底力を思い知った。
たけのこの水煮入らずして、何が肉まんかっ

思うに、今まで肉まんの中のたけのこを評価していなかったのは、安肉まんに使用されている竹の子はトウの立った堅いガリガリした食感が残っていることがあったせいではないかと思う。まさに段ボール肉まんかくやといった歯触りである。
しかし、若いたけのこの先っぽの柔らかい部分のみをしっかり水煮した軟らかいタケノコのホロッとしつつ、シャキシャキとした歯応えは……もう神の領域といっても過言ではない。過言か? まぁいい。

しかし、ククパで検索する肉まんレシピでタケノコの水煮が省かれることがままある理由もわかった。
タケノコの水煮はパック販売である。そして、パックを開封した水煮タケノコの足は早い。水を毎日変えても2~3日ぐらいしか持たないらしい。
今回、スーパーで一番小さいタケノコ水煮パックを購入したが、それでも150gである。肉まんに使った30gの残り120g……
タケノコの水煮、余ったヤツは冷凍できたらいいのにね。
でも、たぶん冷凍・解凍したら食感が残念なことになってしまうのではないかと思う。昔、こんにゃくが入ったおでんを冷凍・解凍したら、解凍こんにゃくの食感の異次元さに愕然とした記憶がある……とか思ったが、今ぐぐったら、微塵切りして味付け後なら冷凍できなくもないらしい。
でももう使い切っちゃった。余ったタケノコ水煮120gはガンバって昼に食った。

画像2は今年最初にMyベランダ菜花園で咲いたこぼれ種の野良ビオラ。

画像3は苺プランターを占拠中のノースポール。しかしこのノースポールも更にジャーマンカモミールに侵略されている。
カモミールはなぁ…花、嫌いじゃないんだが、アブラーに好かれ過ぎるのがなぁ。

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