何もやる気がしない
何もやる気がしない
何もやる気がしない
春蒔きの種を色々蒔きたいなぁと思っていたが、どーせ後2週間したら出向になっちゃうかもしれんし、と思うと何もやる気がしない。
ベランダの菜花園も廃墟確定である。4月ぐらいまでなら天水で生き延びる道がなくもないが、5月以降は毎日水やりしないと数日で枯れ果てるだろう。
せめてスナップエンドウ、空豆、にんにくは収穫したかったが…
先週後半から一転して肌寒い週末となったが今日も天気は穏やかに晴れていた。
まろい日差しの中に佇む葉や花は心和む光景だが、上司の腹積もり一つで2週間後はこの鉢やプランター群を始末せねばならないかと思うと心が重くなってくる。
喰えるものは、もう食っちゃうしかない。
ということで、秋に種を蒔いて冬の間ほとんど生育していないまだ小さな法蓮草を半分ほど収穫してしまった(画像1)。
茹でたら益々小さくなっちゃうし、と茹でずに生のままざく切りしてバター炒めにしたが……これが実にまいうー
甘い。本当に甘い。法蓮草の茎がこれほどの甘味を宿しうるというのは実に衝撃の事実だった。厳しい冬を耐え忍んだ法蓮草は香ばしい焦がしバターの香りと相まって実に美味であった。
だが、半端なく渋い。
甘味を堪能して飲み込んだ後から来る収斂味。口の中がしわくなる。
鬼のような蓚酸味である。
アカザ科の法蓮草は蓚酸を多く含むので茹でないと口中が収斂するばかりか、茹でずに大量に食べると結石の恐れがあるとはよく言われる。しかし油炒めにすると収斂味を感じにくい、とも言われる。しかし蓚酸が油で炒めるぐらいで分解するはずもないので、法蓮草の油炒めで収斂味を感じにくいのは、一般に油で法蓮草がコーティングされるために水溶性の蓚酸が口中では味蕾と接触しづらくなるだけの話ではないかと思う
今日収穫した法蓮草はバター炒めにしたが、バターの量が足りなかったからか(まぁ、バター高いのでケチったというのはある)、それとも家のベランダプランター産の法蓮草が格別に蓚酸を多く含んでいるせいないのかは知らないが、かなり強烈な収斂味があった。
でも美味かった。

画像2はこぼれ種の野良ビオラと、同じくこぼれ種(もしくは混入球根)のオキザリス。
オキザリスは品種までは知らなかったが、今ちょっと調べたところによるとグラブラのようだ。ピンクの花弁はオキザリスではそれほど珍しいものではないが、葉っぱが一般的なハートの三つ葉ではなく細くとがった三つ葉なのが特徴的である。あんまりオキザリスっぽくない葉の形状なので、初秋に芽が出て以降、花が咲くまではマーガレットだと信じ込んでいた。

画像3は謎のパンケーキもどき。

薄力粉 50g
きび砂糖 大さじ1/2
BP 小さじ1/2
塩 一つまみ
スキムミルク 大さじ1/2
黒ゴマ 小さじ1
牛乳 100cc (←70~80ccでよかったんじゃないかと)

焼いて、レーズンクリームをたっぷり塗った。
卵が入ってないし牛乳が多すぎてシャビシャビの生地だったせいか、焼いて皿に上げたらすぐにしぼんで膨らみ感は全然なかったが、黒ゴマが良い仕事をしていて悪くない感じだった。もともとホットケーキの類もそれほど膨らまない方が好きなのだ。ぷくぷくに膨らんだホットケーキは多孔質故にどうもパサつくような気がする。パサつきを感じなくするためには多量のバターやシロップを掛けてやる必要がある。膨らみが悪い方が、ふっくら感はないがしっとり感があって好きだ。
とりあえず黒ゴマは良かった。

はぁ。
それにしてもやる気がしない。

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