前の日記のタイトルは、月曜日の話である。
日曜は夜半から天気が崩れたようで、朝起きたら路面が濡れていた。
雨自体は降ってはいなかったが、空は雲で覆われており、時折強く突風も吹き、朝から大気は波乱の気配を孕んでいた。
自転車でいつものように会社へ向かう。
濡れて黒味を帯びたアスファルトの上に、白く薄い花弁が散らされていた。猫の足跡の指先のような小さく丸い花弁である。
梅花の花びらであった。ふと見ると、最寄の家の庭に大きな梅の木があった。
突風で散ったようだが、まだ樹は白く花が残っていた。
そして、いつものように普通に仕事をし、2時間足らずの少々の残業の後に会社を出た。
ものすんごい、雨だった。
雨脚も強かったが、それより厄介なのは風である。常に吹き続けるのではなく、瞬間的な突風がいきなり襲ってくる。
会社を出て100mも歩かないうちに、愛用していた折り畳み傘が死亡した。
骨が3本、複雑骨折。とてもまともに差せない状態である。
致し方なくべろんと半閉じ状態の傘をベトナムの帽子のように被って駅まで走った。唐傘お化けのような惨めな有様であった。
駅についてそのまますぐ帰る…つもりだったが、突如、シェーブルが凄く食べたくなり、デパチカのチーズ屋でシェーブルを買ってしまった。
このクィックビトュードゥとかいうシェーブルは前にも買った記憶がある。お気に入りではあるが高い。これだけの分量で3600円である。
ぐぬぬ……
ま、4月からの山奥生活だとそうそうナチュラルチーズとか食えないし、先回りの自分へのご褒美()ということで、脳内稟議を処理して購入した。日曜はイベもいかなかったしな。
画像2.ナイフを入れる。なんかすげー固いんですけど。熟成が進んで水分抜けて固くなっとる。貧乏性なので外皮も食ったが、ピリピリ不快な刺激味がして外皮は美味くない。そして外皮に近い透明感がある堅い部分も旨くない。全然美味しくないよ!
と思ったが、切り進んだら芯の方の白い部分が見えてきた(画像3)。
この白い部分が旨い。
適度な塩味、爽やかな酸味、ほっくりとした歯応えが口の中でネットリとした食感に替わる。春の滋味である。まいうー
満足はした。
でも、本当はまだ食べたことが無いクロタンを食べてみたかったのだが。
なんか名前がかわいいじゃんクロたん、って。
クロタンのココット焼きとか憧れるぅ
でも買ったらきっと、焼かずに食っちゃうんだろうなぁ。
月曜日に行ったデパチカのチーズ屋にはクロタンはなかった。もう一か所別のデパチカのチーズ屋を木曜か金曜あたり襲撃してみるか。
で、話は戻る。
シェーブルを購入しwktkで電車に乗り、自宅最寄駅についた。
複雑骨折傘を使用した唐傘お化け的雨避けは、徒歩なら可能であるが自転車に乗りながらはさすがに無理である。というか、本当はもう傘差し自転車運転ってアウツなんだが。
で、致し方なく傘なしで自宅まで自転車を飛ばした。全身激しくずぶ濡れになった。でもそんなに寒くない。まさに「春雨じゃ、濡れていこう」的な気温。
家帰って風呂入ってシェーブルをナイフで削りつつチビチビ食いながら、月曜の夜は更けていった。
日曜は夜半から天気が崩れたようで、朝起きたら路面が濡れていた。
雨自体は降ってはいなかったが、空は雲で覆われており、時折強く突風も吹き、朝から大気は波乱の気配を孕んでいた。
自転車でいつものように会社へ向かう。
濡れて黒味を帯びたアスファルトの上に、白く薄い花弁が散らされていた。猫の足跡の指先のような小さく丸い花弁である。
梅花の花びらであった。ふと見ると、最寄の家の庭に大きな梅の木があった。
突風で散ったようだが、まだ樹は白く花が残っていた。
そして、いつものように普通に仕事をし、2時間足らずの少々の残業の後に会社を出た。
ものすんごい、雨だった。
雨脚も強かったが、それより厄介なのは風である。常に吹き続けるのではなく、瞬間的な突風がいきなり襲ってくる。
会社を出て100mも歩かないうちに、愛用していた折り畳み傘が死亡した。
骨が3本、複雑骨折。とてもまともに差せない状態である。
致し方なくべろんと半閉じ状態の傘をベトナムの帽子のように被って駅まで走った。唐傘お化けのような惨めな有様であった。
駅についてそのまますぐ帰る…つもりだったが、突如、シェーブルが凄く食べたくなり、デパチカのチーズ屋でシェーブルを買ってしまった。
このクィックビトュードゥとかいうシェーブルは前にも買った記憶がある。お気に入りではあるが高い。これだけの分量で3600円である。
ぐぬぬ……
ま、4月からの山奥生活だとそうそうナチュラルチーズとか食えないし、先回りの自分へのご褒美()ということで、脳内稟議を処理して購入した。日曜はイベもいかなかったしな。
画像2.ナイフを入れる。なんかすげー固いんですけど。熟成が進んで水分抜けて固くなっとる。貧乏性なので外皮も食ったが、ピリピリ不快な刺激味がして外皮は美味くない。そして外皮に近い透明感がある堅い部分も旨くない。全然美味しくないよ!
と思ったが、切り進んだら芯の方の白い部分が見えてきた(画像3)。
この白い部分が旨い。
適度な塩味、爽やかな酸味、ほっくりとした歯応えが口の中でネットリとした食感に替わる。春の滋味である。まいうー
満足はした。
でも、本当はまだ食べたことが無いクロタンを食べてみたかったのだが。
なんか名前がかわいいじゃんクロたん、って。
クロタンのココット焼きとか憧れるぅ
でも買ったらきっと、焼かずに食っちゃうんだろうなぁ。
月曜日に行ったデパチカのチーズ屋にはクロタンはなかった。もう一か所別のデパチカのチーズ屋を木曜か金曜あたり襲撃してみるか。
で、話は戻る。
シェーブルを購入しwktkで電車に乗り、自宅最寄駅についた。
複雑骨折傘を使用した唐傘お化け的雨避けは、徒歩なら可能であるが自転車に乗りながらはさすがに無理である。というか、本当はもう傘差し自転車運転ってアウツなんだが。
で、致し方なく傘なしで自宅まで自転車を飛ばした。全身激しくずぶ濡れになった。でもそんなに寒くない。まさに「春雨じゃ、濡れていこう」的な気温。
家帰って風呂入ってシェーブルをナイフで削りつつチビチビ食いながら、月曜の夜は更けていった。
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