ちゅきちゅき大ちゅきっちゅ
2013年5月2日 日常
キッシュ3回戦目である。
4/29(月)は「翌朝にスナップエンドウとドライトマトのキッシュを作りたい。チーズも切れたのでドライトマトとグリュイエール買いに街に出る」とか日記に書いたような記憶がおぼろげにあるのだが、結論を言えば行かなかった。
いや、買い物には出かけたのだが、街までいかずに近所のスーパーで済ませた。
会社帰りとか、他に何かのついでがあってのことならともかく、たかだか買い物のためにわざわざ電車乗って街まで出かけるというのが億劫だったのだ。日曜の長距離ドライブの疲労もあったし。
というわけで、近所のスーパー。
ドライトマトは無いかなー無ければしょうがない、と思って物色していたらあった。ドライフルーツや松の実、クコの実、クルミとかが小袋包装で販売されているコーナーに置いてあった。そこで察しが良ければピンときたのかもしれないが、置かれた場所の意味まで深く考えず、
「あ、あった! よかったよかった」
とそそくさと買い物籠に入れた。
そしてチーズ。さすがに田舎の近所のスーパーにグリュイエールはなかったが、キャステロのブルーチーズのクラッシュされたものが売っていた。
正直、作製予定のキッシュの目的はベランダのスナップエンドウの消費であったし、具のメインがスナップエンドウであるなら、普通の癖のないチーズの方が適しているのではないかと思っていた。ブルチーだと味が強過ぎてスナップエンドウの温和な旨さを殺してしまうことを危惧した。
でも、まぁ、いいか。
ということで、ブルーチーズを買った。↓これ
http://news.nissyoku.co.jp/Contents/urn/newsml/nissyoku.co.jp/20130322/TREND20130313124638849/1
今ぐぐったら、これ3月に発売になったばっかりなのか。
ブルーチーズとしてはあっさり目だが、スーパーで買えるレベルとしては個人的には悪くないと思った。キッシュに入れて余った分はクラッカーに載せてビールのつまみにした。パスタソースやビザ用途でも色々捗りそうなので、クリームソースタイプのパスタかブルチーピザに目覚めたら、またリピあるかもしれん。
また話が飛んだが、近所のスーパーでドライトマトとブルーチーズを購入し、4/30(火)にキッシュthird edition作製を試みたのだが……
皮は前日に作りだめして冷凍させたものを室温放置で自然解凍し、解凍しきる前の半凍り状態からゴリゴリ麺棒で押しのばして成形して190℃・20分空焼きした。空焼きは190℃・20分ぐらいで丁度良いようだ。そこまで薄く焼き色がついてしっかりサクッと焼けたと思う。ここまでは何の問題もなかった。
生地を空焼きしている間に具を作ろうと材料を並べた。
収穫したスナップエンドウの量が予想外に多くて、小さ目のザルに8分目以上とこんもりあった。これはちょっと13cmパイ皿には入りきらんなぁと思ったが、余らせてもしょうがないのでとりあえず全部筋とって、さっと茹でた。通常は1分30秒だが、後で火も入るし若干固めに1分茹でにした。
新玉ねぎは昨日使った余りを適当にシャクシャクスライス。
そして問題の……ドライトマト。
最初は気づかなかった。ドライトマトを調理に使うこと自体が稀である。
ドライトマトは10年以上前に1度買ったきりであった。何に使うとも知らず、たまたま輸入品特売コーナーかなにかで見かけ、気まぐれで初めて購入した。
そいつは刻んでベーコンやニンニクなどと一緒にオイル系パスタとかに使ってみたのだが、濃縮されたトマトの旨みに「これは中々良いものだ」と感心したのを覚えている。だがしかし、その後は売っているところを見かける機会がなかったので、リピの機会を逸していた。
そして約10年ぶりの再会である。以前どうだったかまで覚えていなかったので、刻んだ時には、
「ひょっとして乾燥甘い? 昔買った奴は堅くて包丁じゃ刻めずにキッチンバサミで削ぎ切るように切ったのに。今回のは割と楽に刃が入るなぁ。あと、ちょっとジャリジャリするような気がする。こんなんだったかなー」
とは思った。思ったのだが、その時点では気が付かなかった。
刻みを得て、既にフライパンで炒めはじめていた新玉ねぎの中に放り込もうとしたのだが、その前になんとなく1個摘まんでみた。
…
……
…………………甘い
砂糖漬けだった。
ないわーマジないわー
トマトの砂糖漬けとか誰得だ?
いや、うん、百歩譲ってドライフルーツ的におやつとしてシャクシャク食べるというのも、人によってはアリかもしれん。そういえばスーパーではドライフルーツが置いてあるコーナーに置かれていた。買うときに成分表を見なかった私が悪い。
でも、袋の表には砂糖漬けとか甘いとか書いてないぞ。
ドライトマトいうたら、普通は甘い砂糖漬けじゃなくて、パスタとかに使う甘くないものをイメージするだろう普通。
………まぁ、いい。
とりあえず気づかずにこのまま使用して焼き上がって一口食べてから「う゛っ」となることを思えば、フライパン投入前の刻んだだけの時点で気づけたのは僥倖ですらあったのかもしれん。
だがしかし、ドライトマトが使用不能になった。ここで玉ねぎとスナップエンドウメインにしてしまっても良かったのだが、スナップエンドウだけだと味にパンチがないような気がした。
このため、急遽生トマトを投入することにした。
出来上がったのが画像1である。
<スナップエンドウとトマトのキッシュ>
・皮:4/29作成
・具:スナップエンドウ(ベランダ産)最後の収穫分
新玉ねぎ 1/3個
トマト 1個(ドロッとジューシーな部分は除いて果肉部のみ)
明方ハム 適当
塩胡椒 適当
ブルーチーズ 適当
・卵液:卵1個
牛乳 約100cc
焼成:180℃・30分
実食。野菜が多すぎたのか激しく水が出ていた。皮は今回しっかりと空焼きして具を入れる前まではサクサクに焼き上がっていたのだが、具と卵液を入れて焼いたものは、切ると汁がぶわっと吹き出して切り分け困難な状態であった。あと、下側の皮は汁でふにゃふにゃになっていた。
味は、まぁ悪くはなかったが。スナップエンドウが収穫が遅かったせいもあり、やや皮が硬くて歯触りがごわついていた。食えないレベルではないが、収穫適期のものを使用し、あと、茹でてからざっくり切ったものを入れた方がよかったかもしれない。
トマトはやっぱり汁を考えるとドライトマトだよなぁと思った。
ブルーチーズは、まぁ悪くはないが、前作のカチョカバロを使ったものの方が味にコクがあったような気がする。ブルーチーズ入りキッシュは惣菜キッシュというより酒のアテ系のような気がする。
画像2は、日曜日にあちこち車でふらついていたときに立ち寄ったソーセージ屋で購入した白カビ熟成ソーセージ。生ソーセージであった。燻製ではなく白カビを使って乾燥させているので、燻製香がない。また加熱されていないので生だ。
生なのは生ハム的な感じでアリではあるが、ハムではなくソーセージであるので脂肪が多い。癖のない脂肪なのでそれほど気にはならないが、ほこりのようなカビ臭がやや気になって切った初日は1/4ほど切って残りは包みなおして冷蔵庫に仕舞った。
次の日にビールを飲みながらもう少し食べる。赤ワインとかの摘まみに合うらしいが、ワインはわからんのでもっぱらビールである。貰い物の恵比寿があったのでいつもの発泡酒よりちょっとゴージャスに恵比寿飲みながらこいつを食った。
3日目になるとカビ臭に慣れてきて全く気にならなくなった。
画像3はベランダの花ほたる(コツラ)
晩酌
4/29(月)は「翌朝にスナップエンドウとドライトマトのキッシュを作りたい。チーズも切れたのでドライトマトとグリュイエール買いに街に出る」とか日記に書いたような記憶がおぼろげにあるのだが、結論を言えば行かなかった。
いや、買い物には出かけたのだが、街までいかずに近所のスーパーで済ませた。
会社帰りとか、他に何かのついでがあってのことならともかく、たかだか買い物のためにわざわざ電車乗って街まで出かけるというのが億劫だったのだ。日曜の長距離ドライブの疲労もあったし。
というわけで、近所のスーパー。
ドライトマトは無いかなー無ければしょうがない、と思って物色していたらあった。ドライフルーツや松の実、クコの実、クルミとかが小袋包装で販売されているコーナーに置いてあった。そこで察しが良ければピンときたのかもしれないが、置かれた場所の意味まで深く考えず、
「あ、あった! よかったよかった」
とそそくさと買い物籠に入れた。
そしてチーズ。さすがに田舎の近所のスーパーにグリュイエールはなかったが、キャステロのブルーチーズのクラッシュされたものが売っていた。
正直、作製予定のキッシュの目的はベランダのスナップエンドウの消費であったし、具のメインがスナップエンドウであるなら、普通の癖のないチーズの方が適しているのではないかと思っていた。ブルチーだと味が強過ぎてスナップエンドウの温和な旨さを殺してしまうことを危惧した。
でも、まぁ、いいか。
ということで、ブルーチーズを買った。↓これ
http://news.nissyoku.co.jp/Contents/urn/newsml/nissyoku.co.jp/20130322/TREND20130313124638849/1
今ぐぐったら、これ3月に発売になったばっかりなのか。
ブルーチーズとしてはあっさり目だが、スーパーで買えるレベルとしては個人的には悪くないと思った。キッシュに入れて余った分はクラッカーに載せてビールのつまみにした。パスタソースやビザ用途でも色々捗りそうなので、クリームソースタイプのパスタかブルチーピザに目覚めたら、またリピあるかもしれん。
また話が飛んだが、近所のスーパーでドライトマトとブルーチーズを購入し、4/30(火)にキッシュthird edition作製を試みたのだが……
皮は前日に作りだめして冷凍させたものを室温放置で自然解凍し、解凍しきる前の半凍り状態からゴリゴリ麺棒で押しのばして成形して190℃・20分空焼きした。空焼きは190℃・20分ぐらいで丁度良いようだ。そこまで薄く焼き色がついてしっかりサクッと焼けたと思う。ここまでは何の問題もなかった。
生地を空焼きしている間に具を作ろうと材料を並べた。
収穫したスナップエンドウの量が予想外に多くて、小さ目のザルに8分目以上とこんもりあった。これはちょっと13cmパイ皿には入りきらんなぁと思ったが、余らせてもしょうがないのでとりあえず全部筋とって、さっと茹でた。通常は1分30秒だが、後で火も入るし若干固めに1分茹でにした。
新玉ねぎは昨日使った余りを適当にシャクシャクスライス。
そして問題の……ドライトマト。
最初は気づかなかった。ドライトマトを調理に使うこと自体が稀である。
ドライトマトは10年以上前に1度買ったきりであった。何に使うとも知らず、たまたま輸入品特売コーナーかなにかで見かけ、気まぐれで初めて購入した。
そいつは刻んでベーコンやニンニクなどと一緒にオイル系パスタとかに使ってみたのだが、濃縮されたトマトの旨みに「これは中々良いものだ」と感心したのを覚えている。だがしかし、その後は売っているところを見かける機会がなかったので、リピの機会を逸していた。
そして約10年ぶりの再会である。以前どうだったかまで覚えていなかったので、刻んだ時には、
「ひょっとして乾燥甘い? 昔買った奴は堅くて包丁じゃ刻めずにキッチンバサミで削ぎ切るように切ったのに。今回のは割と楽に刃が入るなぁ。あと、ちょっとジャリジャリするような気がする。こんなんだったかなー」
とは思った。思ったのだが、その時点では気が付かなかった。
刻みを得て、既にフライパンで炒めはじめていた新玉ねぎの中に放り込もうとしたのだが、その前になんとなく1個摘まんでみた。
…
……
…………………甘い
砂糖漬けだった。
ないわーマジないわー
トマトの砂糖漬けとか誰得だ?
いや、うん、百歩譲ってドライフルーツ的におやつとしてシャクシャク食べるというのも、人によってはアリかもしれん。そういえばスーパーではドライフルーツが置いてあるコーナーに置かれていた。買うときに成分表を見なかった私が悪い。
でも、袋の表には砂糖漬けとか甘いとか書いてないぞ。
ドライトマトいうたら、普通は甘い砂糖漬けじゃなくて、パスタとかに使う甘くないものをイメージするだろう普通。
………まぁ、いい。
とりあえず気づかずにこのまま使用して焼き上がって一口食べてから「う゛っ」となることを思えば、フライパン投入前の刻んだだけの時点で気づけたのは僥倖ですらあったのかもしれん。
だがしかし、ドライトマトが使用不能になった。ここで玉ねぎとスナップエンドウメインにしてしまっても良かったのだが、スナップエンドウだけだと味にパンチがないような気がした。
このため、急遽生トマトを投入することにした。
出来上がったのが画像1である。
<スナップエンドウとトマトのキッシュ>
・皮:4/29作成
・具:スナップエンドウ(ベランダ産)最後の収穫分
新玉ねぎ 1/3個
トマト 1個(ドロッとジューシーな部分は除いて果肉部のみ)
明方ハム 適当
塩胡椒 適当
ブルーチーズ 適当
・卵液:卵1個
牛乳 約100cc
焼成:180℃・30分
実食。野菜が多すぎたのか激しく水が出ていた。皮は今回しっかりと空焼きして具を入れる前まではサクサクに焼き上がっていたのだが、具と卵液を入れて焼いたものは、切ると汁がぶわっと吹き出して切り分け困難な状態であった。あと、下側の皮は汁でふにゃふにゃになっていた。
味は、まぁ悪くはなかったが。スナップエンドウが収穫が遅かったせいもあり、やや皮が硬くて歯触りがごわついていた。食えないレベルではないが、収穫適期のものを使用し、あと、茹でてからざっくり切ったものを入れた方がよかったかもしれない。
トマトはやっぱり汁を考えるとドライトマトだよなぁと思った。
ブルーチーズは、まぁ悪くはないが、前作のカチョカバロを使ったものの方が味にコクがあったような気がする。ブルーチーズ入りキッシュは惣菜キッシュというより酒のアテ系のような気がする。
画像2は、日曜日にあちこち車でふらついていたときに立ち寄ったソーセージ屋で購入した白カビ熟成ソーセージ。生ソーセージであった。燻製ではなく白カビを使って乾燥させているので、燻製香がない。また加熱されていないので生だ。
生なのは生ハム的な感じでアリではあるが、ハムではなくソーセージであるので脂肪が多い。癖のない脂肪なのでそれほど気にはならないが、ほこりのようなカビ臭がやや気になって切った初日は1/4ほど切って残りは包みなおして冷蔵庫に仕舞った。
次の日にビールを飲みながらもう少し食べる。赤ワインとかの摘まみに合うらしいが、ワインはわからんのでもっぱらビールである。貰い物の恵比寿があったのでいつもの発泡酒よりちょっとゴージャスに恵比寿飲みながらこいつを食った。
3日目になるとカビ臭に慣れてきて全く気にならなくなった。
画像3はベランダの花ほたる(コツラ)
晩酌
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