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2013年6月22日 日常
山奥の夜~朝は寒い。
Tシャツ短パンで寝ていると、夜中に二の腕が寒くて目が醒めてしまうほどである。一方、日中は暑い。平気で30℃をお越えやがってくれますチクショー
そんな寒暖の差に弄ばれたせいか。
腹を下した。

下って戻した。
下から上から大忙しである。
金曜日はそれで悲惨なことになった。

朝の通勤途中から、腹に不穏な気配があった。
途中のコンビニにピットインしてトイレを借りようと思ったのだが、対向車の切れ目ない列など種々の事情で諦めて、そのまま会社を目指した。
そのミス・ジャッジを後で死ぬほど悔いることになる。

山奥で公共交通機関絶え果てた地になる事業所なので、社員はほぼ完全に車通勤である。よって駐車場がある。社員通用口にもっとも近い駐車場は当然の如く人気があるので、だいたい7:30頃には埋まってしまう。そこが埋まると、あとは通用口から徒歩10分ぐらいかかる遠い駐車場しかない。
いつもは無理せず遠い駐車場に止めているのだが、その日はたまたまいつもより3分ほど宿を出るのが早かったせいで、会社付近に到達したとき、7:25であった。
その時点で腹の痛みはかなりキていた。

一刻も早く車を止めて会社のトイレに突撃したい。
しかし、万が一、通用口近くの駐車場が満車だった場合、再度遠い駐車場に向かうことになるのでロスタイムになる。

判断悩ましいが、時間は有限。
ええいままよと、可能性に掛けて通用口近くの駐車場を目指した。
……負けた。
たった一つ残っていた空きスペースに先行車が駐車した。
 お前の駐車スペース、ねーから状態。
泣く泣くいつもの遠い駐車場に向かった。
車を止めて歩き出す。腹から脳天に突き刺さるようなキリキリとした痛みが走り抜ける。身動きもできずに立ち尽くしてフリーズ。
ヤバい。
一瞬でも気を抜いたらqzxうぇcrvtbyぬみ、お。pなことになってしまいような予感がひしひし。
歯を食いしばって一歩、また一歩と脚を進める。痛みが余りに過ぎると脳内麻薬が仕事をするのか、痛みには波があってピークを過ぎると小康状態になる。その間にじりじりを社員通用口を目指すのだが、また痛みのビックウェーブがくるとフリーズ。歩道に固まる彫像一つ。
傍らを怪訝な顔で通り過ぎていく同僚諸君。たまに顔見知りからおはようございますと声を掛けられるが、もちろん返す余裕などない。
脳内を占めるのは、たった一つの苛烈な欲望。

あー、もうその辺の草むら駆け込んで脱〇してぇぇぇぇぇぇぇ

末期状態である。
49%ぐらい本気で思ったが、さすがにそこまで人間を捨てられなかった。
夜で同僚の目がなかったならともかく、朝の通勤ラッシュで周り中顔見知りだらけである。こんなところで野〇などそたら、私の社会生活はマッハどころの話ではない。

一歩、一歩と。
まるでカメの如き歩みで前で進む。はやく…はやくトイレいきたい。
時間を考えたら急いだ方がよいのだろうが、全神経となけなしの全精神力を括約筋に投入している今、速足であるくなど無理なことだった。

今この瞬間、私の隣に急遽仮設トイレを設置してくれるなら5万払ってもいい。

そんな夢想で現実逃避しながら通用口を目指した。そして通用口が見えてきたころには、その金額は75万円ほどまでに達していた。


その先は、あまり語りたくない。
とりあえずスカートじゃなくてよかった。やはり衣服としての防御性能を考慮するのであればズボン一択である。
会社のトイレに到達するまで、他人様から見える部分であばばばばな状況にはならなかった。しかし結局のところ、敗北した。
敗北の代償はパンツ1枚と人間としての尊厳であった。


もうこれからは、お腹痛くなったら、遅刻してもいいからコンビニに寄ることにする。


下っただけでなく、胸焼けも酷くて喰った朝食は全部ゲロった。気持ち悪くて昼飯もパスした。金曜は退職者の壮行会の飲み会予定であったが、金は払ってあったがパスした。物を腹にいれることを考えただけでうっとこみ上げてくる状況だった。


明けて土曜の今。朝飯は食ったことは食ったのだが、やはり胃にもたれている。吐きたい。
とりあえず昼飯は止めとこう。

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