冬支度…ならず

2013年11月23日 日常
冬支度…ならず
冬支度…ならず
冬支度…ならず
家に帰って、さぁ衣替えするぞっと……
思いはしたのだが、苗とか買っちゃったし、先にベランダだよねっとムラっ気を起こし、枯れかけのバジルとストロベリーフィールドを始末した。

バジルは大鉢2つ、中深鉢1つ、土の墓場スペースの4か所に植わっていた。
土の墓場とは、古土の余りを無造作に積んだだけのデカいポリトレーで、余った種や行き場のない野良ノースポールや野良コリアンダーとかを適当に突っ込んである微妙な半雑草ゾーンである。
ここにはバジルだけでなく、野良ストロベリーフィールドも生えている。というか、今ベランダにあるストロベリーフィールドは全部こぼれ種から生えた野良なのだが。

バジルを引っこ抜く。
大鉢と中深鉢はしっかり鉢全体に寝っこがグルングルンに回りきっていて、鉢をコンコン叩きながら渾身の力を込めてひっこ抜いたらバジルと一緒に鉢の土がそっくりそのまま根鉢となってスコンと抜けた。
しかし、土の墓場はほとんど根張りしてなかったので、軽く引いただけでポロッと抜けた。ちょっと掘り返してみたら、コガネーが「いやんっ」とか言いたげにもぞもぞと姿を現した。コガネーに寝っこを喰われた模様。
ま、土の墓場に大事なものは植えてないし、根っこ食ってくれたおかげで抜き取り楽だったしいいか、ということで、通常であればログアウトの刑に処するところ、恩赦でそのまま埋め戻した。

そしてストロベリーフィールドも抜いたのだが。
ほぼ花の赤味が無くなったような『枯れる5秒前』的な株は引っこ抜けたのだが、まだ花に5割以上赤味が残っている株は根っこが強靭過ぎて抜けなかった。
致し方なく、その1株だけは残して残りを撤去したのが……

画像1は土の墓場から抜いたストロベリーフィールド。なんか根っこがすごくコブッコブなんですが。
画像2は別の鉢のストロベリーフィールド。コブなどない健全な根っこである。
今ぐぐってみたのだが、ストロベリーフィールド(センニチコウ)はネコブセンチュウにやられやすいらしい。
ということは、土の墓場=ネコブセンチュウの巣窟……
最初はマリーゴールドで生体防除しようかとも思った。今日ビオラ株を買った園芸店に「キンセンカ」の名前でマリーゴールド株が置かれていた。
だが、調べてみたところ、センチュウ抑制効果が高いアフリカンマリーゴールドの植え付け適期は春~夏で、花期は6~11月。そろそろ花期も終わろうというこの時期に園芸店に株が出回るとは考え難い。
そこでさらに調べたところ、

●マリーゴールド:開花期6~11月
・フレンチマリーゴールド:学名Tagetes patula、キク科タゲテス属。
・アフリカンマリーゴールド:学名Tagetes erecta、キク科タゲテス属。

●キンセンカ(ポットマリーゴールド、カレンジュラ):開花期12~5月
学名Calendula officinalis、キク科キンセンカ属

………………今出回ってるキンセンカはポットマリーゴルドでキンセンカ属。センチュウ密度を減らす効果があるマリーゴールドでタゲテス属。
属からしてちゃうやん。
そして深くは調べてないが、ポットマリーゴールド(キンセンカ)の方にはセンチュウ抑制効果がないらしい。

タゲテス属のマリーゴールド(ややこしいので真マリーゴールド)は春~秋に掛けて咲くが、霜が降りるころには枯れてしまうとのこと。
よって、センチュウの巣窟となった土の墓場を救うすべは……ない!

ま、どうせプランターである。庭土と違って、こういうときの対処は一択。
全★破★棄、である。
結構土の量が多いのでベランダからおろすのが大変だが、明日ナイナイする。

しかしこの土墓場、チューリップの球根とかも植わってるんだよなー
2年越しの球根で、今年は花は咲かずに葉っぱしか出なかった奴だけど。
球根もセンチュウに汚染されているんだろうか。
球根を救うかどうかを今、思案中。


話を戻す。
バジルとストロベリーフィールドを引っこ抜いた後、桔梗の枯れ枝を撤去した。
桔梗の枯れ枝は株の根本から「コキッ」と綺麗にすっぽ抜けるので楽で良い。
もともとの桔梗鉢2つはもう葉っぱがほぼ黄色~黄土色で枯れていたのですんなり抜けた。
一方、今年の春に実生から勝手に野菜プランターの中で増えていた野良桔梗の方は、大きなプランターの中ですくすくと育ったせいか、まだ枝の1/3ほどは緑色だった。しかし容赦なく抜き抜き。
この実生野良桔梗は何故か茎がシャンと立たず、だらしなく地を這うように伸び、しかも花は八重咲きだった。
この自家製の新種の這性八重桔梗に勝手に品種名を付けた。
「立ったら負けかな」と言いたげなその枝姿から

  ニート桔梗

と呼称することにした。
そしてニート桔梗が占拠していた野菜プランターを本来の用途に使用すべく、鉢をひっくり返したところ、桔梗の根っこが5つでてきた。
画像3である。
5個の根っこのうち、3番目だけは葉っぱがまだしっかりしていて枝が折れなかった。なお、1,2,4,5はいずれも這性だったが、この3番目だけは枝がしっかり立っていた。
ニート5兄弟のうち、三男坊だけは非ニートだった模様。
根っこが小さい4と5はポリポットに、根っこが大きくて長い1~3についてはバジル跡地の中深鉢に植えた。
なお、特に調べずに苦土石灰混ぜた古土+αで植え付けてしまったが、今調べたら桔梗は酸性土壌を好むので石灰は不要だった模様……ニートよ強く生きろ。
なお、桔梗も結構センチュウにやられやすいらしい。
ニート5兄弟にはコブは認められなかったが、大元の桔梗鉢の2株は、去年あたりからどうも勢いが落ちているので、ひょっとしたらセンチュウに汚染されているかもしれない。
とりあえず、明日、ビオラと桃苺とエンドウを植え付けて土墓場の汚染土を破棄した後で桔梗鉢2つを確認するかどうかを決めようと思う。


というか、明日こそは衣替えして扇風機片づけないと……

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