そして世界は優しく黄ばむ

最近、目の疲れが半端ない。
スマホ機種変を機会にブルーライト・カット・フィルムを導入してみたところ、その使用性については大いに不満はあるものの、目に沁みるような刺激は明らかに減少した。

これはスマホだけでなくPCの液晶モニタにも同様のフィルムを導入すべきか。

そう思ったが、スマホでフィルム選定で失敗している。
思いつきで購入するより前に、ブルーライト・カット・フィルムについて調べようとググってみたところ、フィルムよりまず、モニタの色調整で結構ブルーライトを減らせることが判明した。

モニタの色調整で、青色のところをガンガン下げてみる。
モニタはどんどん黄ばんでいった。
しかし色調整の青色のバーを下げるたび、眼窩の奥、脳の中心あたりに凝るようにまとわりついていた抜きがたい疲労がしゅわしゅわと消えていくのを感じた。

その世界の転変は、まるで眩暈のような

あれからずっと、モニタは黄ばんだままである。でも目の疲れは軽減している。
黄ばんでたっていいさ。鮮やかな世界は三次元で見ればいい。