先週の週末には岐阜まで鮎食べに行ったりしてそれなりに元気だった父親だが、今週に入って急に体調をくずし、飯がほとんど食えなくなった。
しかし、医者に行った方がよいといっても、四の五の言葉を濁した挙句に、うざそうに顔をしかめて黙り込んだ。
言い出したら聞かない男だ。
母親は私に、
「あんたからも(医者に行くように)言ってやって」
と言っていたが、
「自分の体のことは自分が一番よくわかってるんでしょ。本人がいきたくないっていってるなら、いいんじゃないの」
と突き放した。
しかしその翌々日、母親が引きずるように町医者に連れて行ったところ、レントゲンで肺画像を見て、その場で最寄りの基幹病院に紹介状→そのまま病院に入院と相成った。
それが昨日の話。
そして今日の夕方、母親が医者から
「心臓がいつ止まってもおかしくない」、
「今夜にでも急変するかもしれない。その場合に気管挿管をするかどうかを今、決めておいてください」
と言われたとのこと。
医者は気管挿管でかえって苦しくなるとあまり推奨しなかったが、本人の意思で必要時には挿管することになった。
これが今日の話。
海外勤務の兄貴が、たまたまあと2週間ほどしたら出張ついでに日本にくることになっていたのだが、医者曰く、そこまでも持つかどうかとのこと。また、年を越すのは無理とのこと。
といあえず明日、病院にいってくる。
もともと重度の心筋梗塞で心臓が常人の1/2しか動いておらず、その上糖尿病で毎食インスリン、その上透析一歩手前の腎臓病も患っており、去年に入院したときに
「もってあと1年ですかね」
と医者に言われてはいた。
しかし先週までは鮎フルコースを平らげて、
「9月の連休にはマツタケ食べに行くぞ」
とか意欲食欲はバリバリだったので、なんだか実感がわかない。
ちょっとどうしていいかわからん面がある。
とはいえ、何事かがあったら、兄貴が帰ってくるまで今うちで何かできそうなのが私ぐらいなので、家族が死亡した場合の対応とかを今調べている。
http://www.cosmos-sihou.jp/souzoku_sibou.html
によると、死亡したらやるべきこととして、下記の記載がある。
死亡届の提出
火葬・埋葬の許可申請
世帯主変更届
公共料金・家賃等引落先の変更
国民年金手続
国民健康保険手続
各種の死亡手続・交付証の返還
死亡保険金請求
相続放棄(3か月以内)
準確定申告(4か月以内)
遺言の調査
相続人調査(法定相続人・法定相続分)
相続財産調査
遺産分割協議・遺産分割協議書の作成
相続税の申告(10か月以内)
預金等の名義変更(解約)手続
不動産(土地、建物)の名義変更手続
眩暈がしそう。
遺産ほとんど持って行っていいから、兄ちゃんやってくれ。
そして父親は終活とか今まで考えてそうにない男なので、明日病院で本人の意思確認をしなければならないが、死ぬのを前提しての本人の意思を聞かねばならないのがつらいところ。
その手の問答で落ち込みそうな面倒くさい男なのだ。
でも、「大丈夫、よくなるって」と空虚な励ましに終始してもしょうがないし。
ただ、医者に余命わずか宣告をされて本人も承知している状況で、どんな顔して何を話せばいいのかわからない。
うーん、遺言とか、やっぱよう聞かんわ。
とりあえず、言えそうなのは「調子どう? 何かやってほしいことある?」ぐらいか。
ただ、一番キッツイのは母親なので、母親からなにがしかのリクエスト(「あんたから聞いて」等)があれば、それを最優先で対応する所存。
不甲斐ない娘ですまん。
ふわふわと現実感のない人生
しかし、医者に行った方がよいといっても、四の五の言葉を濁した挙句に、うざそうに顔をしかめて黙り込んだ。
言い出したら聞かない男だ。
母親は私に、
「あんたからも(医者に行くように)言ってやって」
と言っていたが、
「自分の体のことは自分が一番よくわかってるんでしょ。本人がいきたくないっていってるなら、いいんじゃないの」
と突き放した。
しかしその翌々日、母親が引きずるように町医者に連れて行ったところ、レントゲンで肺画像を見て、その場で最寄りの基幹病院に紹介状→そのまま病院に入院と相成った。
それが昨日の話。
そして今日の夕方、母親が医者から
「心臓がいつ止まってもおかしくない」、
「今夜にでも急変するかもしれない。その場合に気管挿管をするかどうかを今、決めておいてください」
と言われたとのこと。
医者は気管挿管でかえって苦しくなるとあまり推奨しなかったが、本人の意思で必要時には挿管することになった。
これが今日の話。
海外勤務の兄貴が、たまたまあと2週間ほどしたら出張ついでに日本にくることになっていたのだが、医者曰く、そこまでも持つかどうかとのこと。また、年を越すのは無理とのこと。
といあえず明日、病院にいってくる。
もともと重度の心筋梗塞で心臓が常人の1/2しか動いておらず、その上糖尿病で毎食インスリン、その上透析一歩手前の腎臓病も患っており、去年に入院したときに
「もってあと1年ですかね」
と医者に言われてはいた。
しかし先週までは鮎フルコースを平らげて、
「9月の連休にはマツタケ食べに行くぞ」
とか意欲食欲はバリバリだったので、なんだか実感がわかない。
ちょっとどうしていいかわからん面がある。
とはいえ、何事かがあったら、兄貴が帰ってくるまで今うちで何かできそうなのが私ぐらいなので、家族が死亡した場合の対応とかを今調べている。
http://www.cosmos-sihou.jp/souzoku_sibou.html
によると、死亡したらやるべきこととして、下記の記載がある。
死亡届の提出
火葬・埋葬の許可申請
世帯主変更届
公共料金・家賃等引落先の変更
国民年金手続
国民健康保険手続
各種の死亡手続・交付証の返還
死亡保険金請求
相続放棄(3か月以内)
準確定申告(4か月以内)
遺言の調査
相続人調査(法定相続人・法定相続分)
相続財産調査
遺産分割協議・遺産分割協議書の作成
相続税の申告(10か月以内)
預金等の名義変更(解約)手続
不動産(土地、建物)の名義変更手続
眩暈がしそう。
遺産ほとんど持って行っていいから、兄ちゃんやってくれ。
そして父親は終活とか今まで考えてそうにない男なので、明日病院で本人の意思確認をしなければならないが、死ぬのを前提しての本人の意思を聞かねばならないのがつらいところ。
その手の問答で落ち込みそうな面倒くさい男なのだ。
でも、「大丈夫、よくなるって」と空虚な励ましに終始してもしょうがないし。
ただ、医者に余命わずか宣告をされて本人も承知している状況で、どんな顔して何を話せばいいのかわからない。
うーん、遺言とか、やっぱよう聞かんわ。
とりあえず、言えそうなのは「調子どう? 何かやってほしいことある?」ぐらいか。
ただ、一番キッツイのは母親なので、母親からなにがしかのリクエスト(「あんたから聞いて」等)があれば、それを最優先で対応する所存。
不甲斐ない娘ですまん。
ふわふわと現実感のない人生
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